今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第2回目は「インテル」です。
主な加入選手
ジョゼップ・マルティネス(←ジェノア)
ジエリンスキ(←ナポリ)
タレミ(←FCポルト)
主な放出選手
アウデロ(→サンプドリア)
クラーセン(→無所属)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
3冠
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーグベスト8以上
①実質無しに等しい予算で最大限の強化
昨シーズン圧倒的な戦いぶりでセリエAを制したインテルですが、シーズン後にオーナー企業であった蘇寧が負債を返済出来なかった為にアメリカの投資会社オークツリーに経営権を譲渡。その影響もありシーズンオフも大幅な投資は出来ずにいることが予想されました。
しかしここでも力を発揮したのは新会長に任命されたマロッタ氏。セリエA屈指の実力者であるジエリンスキ、FCポルトでゴールを量産していたタレミを確保し戦力を確保すると、余剰人員を整理し実質無しに等しい予算で最大限の強化を行う事に成功します。
ジエリンスキは中盤に新たなオプションを与え、ムヒタリアンのポジションを脅かす存在に。そしてタレミは両FWの負担を解消しうる選手として期待されています。
②安定感抜群の戦いぶり
そしてシーズンが始まると、開幕のジェノア戦では引き分けるもののその後2連勝。特に3節のアタランタ戦では戦略と個が見事に噛み合い4-0と快勝。ユベントス、ミラン、ナポリ、ラツィオとスクデットを争うチームが軒並み指揮官を交代し多少の時間がかかることを考えると、今シーズンもスクデット最右翼であることは間違いないでしょう。
下手にポゼッションに固執せず基本的にはシンプルに2トップに当て展開する攻撃、相手の布陣に合わせプレスやブロックを組む守備も熟練されており、安定感は抜群。現状での大崩れは考えにくいものとなっています。
③早い段階で新戦力や若手を戦力として機能させると、3冠も現実的に
しかし気になるのはやはり主力選手のコンディション。元々インザーギ監督はターンオーバーを余り好んであらず主力選手に頼る傾向があり、彼らがコンディション不良に陥れば失速する傾向にあります。
昨シーズンも見てくれのスカッドは分厚かったものの実際機能したのはカルロス・アウグスト、フラッテージぐらいで他の選手は正直戦力になり得たかと言えば疑問符は付く所です。ただビセックやアスラニ等若い力も着実に成長しており、前述した二人も実力は確か。インザーギ監督が早い段階で彼らを戦力として機能させると、過密日程になったチャンピオンズリーグを含め3冠も現実的になってくると思います。
インザーギ監督政権も4年目になり、チームは熟練の極みになりつつあるインテル。今シーズンは2年前果たせなかったチャンピオンズリーグ制覇も含め複数のタイトルを勝ち取ることが出来るのか、注目です。
では
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