今回は先日決められたチャンピオンズリーグリーグフェーズ組み合わせについて書いていきたいと思います。
①名門が敗退寸前まで追い詰められた初年度
2シーズン目となった今回のチャンピオンズリーグのリーグフェーズ。
昨シーズンはリールやアストンビラが躍進する一方、パリSGやマンチェスターシティが苦戦。特にパリに関しては厳しい組み合わせもあり、敗退寸前まで追い詰められることとなりました。
また昨シーズンの戦いぶりで、
・決勝トーナメントストレートインする為には勝ち点16が目安に
・プレーオフ進出には勝ち点12が必要に。
・冬の移籍マーケットを挟むため、前半戦、後半戦で大きく状況が変わるチームがある
・やはり過密日程が大きくのしかかっており、厚い選手層が必須に
が判ることに。
そんな中今回の抽選ですが、組み合わせに大きく関係するであろうポッド2以降の注目チームは
・ポッド2:アーセナル(イングランド)、アトレティコマドリード(スペイン)
・ポッド4:アスレティック・ビルバオ(スペイン)ニューカッスル(イングランド)
で、いかに彼らと当たらない組み合わせになるかが注目されました。
②2年連続で不運の極みに
そんな中最悪とも言える組み合わせになったのは昨年王者のパリSG。リーグアン所属という事で他4大リーグと当たりやすいというリスクがありながらも、ポッド3からトッテナム、ポッド4からビルバオ、ニューカッスルどちらも引いてしまう等、2年連続で不運の極みに。
ポッド2もアタランタ、レバークーゼンと監督が代わり未知数の存在であるので、非常に厳しい戦いが予想されます。
ただ昨年と違うのはチームの完成度の高さ。セットプレーでの守備面で弱みがあり、そこを徹底的に突いてきそうなトッテナムは気を付けたい相手ですが。他チームは圧倒的にボールを持てる相手。ポッド1のバルセロナ、バイエルンも強敵ではあるもののチームのスタイル的にも戦いやすい相手ではあるので、昨シーズンのような苦戦は考えにくいです。
③ブンデスリーガ2チームも厳しい組み合わせに
そしてドルトムント、フランクフルトのブンデスリーガ2チームも厳しい組み合わせに。
ドルトムントはトッテナム、ビルバオと当たった他、ダークホースになりつつあるビジャレアルとも当たる事に。他インテル、ユベントスという「堅い」イタリア勢の存在もあり、かなりの苦戦が予想されます。
またフランクフルトもアトレティコマドリード、トッテナム、ナポリと当たっており、ポッド1ではリヴァプール、バルセロナと当たる事に。相当厳しい戦いが予想されていますが、新加入の堂安選手が強豪相手にどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、注目です。
また早くもアーノルドのアンフィールド、デ・ブライネのエティハド帰還が決定しており、選手の背景を見ても面白いリーグフェイズ。今後の戦いに注目です。
では
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