今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。
リーグ 勝ち点76 24勝 4分 10敗 70得点 43失点 4位
コパ・デル・レイ ベスト4
チャンピオンズリーグ ベスト8
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①かつての守備の安定感は取り戻せず
攻撃サッカーに磨きをかけ臨んだ前半戦はグリーズマンとモラタのゴール量産はあったものの守備に綻びを見せ不安定な戦いに。上位には踏みとどまったものの攻守のバランス取りに苦労していました。
それは年明けからもかつての守備の安定感は取り戻せず、グリーズマンが怪我で一時離脱、モラタの当たりが止まると得点力不足にも陥ることに。幸いグリーズマンが早期復帰を果たしたため大きなダメージにはならず、同じ時期にチャンピオンズリーグ出場権を争っていたビルバオとソシエダが共に躓いていたので順位に大きな変動はなく4位でシーズンを終えることに。
それでもチャンピオンズリーグではベスト8でドルトムントに痛恨の逆転負け、コパ・デル・レイでもビルバオに完敗を喫する等決して満足のいくシーズンとはいかず、2強に更に差を付けられるだけでなくジローナに3位の座も奪われる事となりました。
②絶対的な存在と光るそのサポート
そんな中でもグリーズマンは年間を通して絶対的な存在感を示しチームをリード。モラタの不調もあり目まぐるしくパートナーが変化する中でも変わらず好パフォーマンスを見せ続け攻守においての軸となりました。
またデ・パウルもカタールW杯のアルゼンチン代表で見せていたサポート力を存分に発揮。攻守に気が利く動きを見せ「王」グリーズマンを巧みにサポートしました。
そして驚きを与えたのがリーノで、本職のウイングのポジションが無かったチームで当初は2トップの一角のサブとしての起用が予想されていましたが、シメオネ監督はその攻撃性と献身性を評価してウイングバックにコンバート。まだまだバックとしてはプレスバックや裏ケアなど課題はあるものの、迫力のあるオーバーラップとドリブル突破を見せ、崩しの切り札となりました。
③脆弱な守備陣をどう強化するか
来シーズンに向けてはやはり脆弱な守備陣をどう強化するかがポイントになってきますが、エルモソが契約満了、サビッチも退団が噂される等逆に弱体化が叫ばれています。
しかしソシエダの守備陣の中軸であったル・ノルマンの加入が濃厚と早速動きは見せており、後は指揮官タイプのセンターバックを獲得出来ればノウハウは申し分ないだけに堅守の復活に期待したいです。
前線ではメンフィスの退団が決定し、レンタル中のフェリックスが帰還。しかしバルセロナでもインパクトを残せずクラブを侮辱するような発言もあり残留は難しい状況。
フリアン・アルバレス等一線級のアタッカーを獲得する為にも出来るだけ高く現金化したい所で、その動向が気になる所です。
リヴァプールのクロップ監督退任の際にもその消耗の大きさをコメントしたシメオネ監督。13シーズン目となる新シーズンでチームをタイトル争いに加わらせる事が出来るのか、注目です。
では
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