共に優勝候補に挙げられながらも驚異的な強さを誇るレバークーゼンに独走を許している両チーム。それでも意地でも勝ちたいのがこの「デア・クラシカー」。両チームの戦いぶりに注目です。
ということで先日行われたブンデスリーガ第27節、バイエルンvsドルトムントの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
バイエルンは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するドルトムントは守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。
試合はいきなり動きます。自陣でシュロッタ―ベックがボールを奪取すると、瞬間的な素晴らしいパスワークから抜け出したアデイェミが左足を振り抜き、ウルライヒは触るもそのままゴールに吸い込まれドルトムントが先制します。
先制点を奪ったドルトムントは更に勢いを増しボールを握っていきますが、構えたバイエルンの守備を崩す事が出来ず逆に相手の反撃を受ける事に。バイエルンは我慢して流れを引き寄せキミッヒを中心にチャンスを作るもケインが決めきれず、決定機もフンメルスのブロックもあり得点には至らずそのまま前半を終えます。
後半
後半に入ると一進一退の攻防が繰り広げられ、ドルトムントはアデイェミ、リエルソンを中心としたカウンター、バイエルンは途中出場したコマンが鋭いミドルを放つも共にGKに阻まれ得点には至りません。
しかし試合終盤に差し掛かった83分、中央でボールを受けたアレがボールを流すとボックス内に駆け上がったリエルソンがシュートを突き差し、ドルトムントがスコアを動かし2点差とします。
バイエルンはその後ケインがゴールを決め反撃か、と思われましたが判定はオフサイドとなりそのまま試合終了。
ドルトムントが5年4ヶ月ぶりの「デア・クラシカー」勝利を果たしました。
総評
バイエルンは幾度となくチャンスを作るもドルトムント守備陣の前に不発。枠内シュート僅か2本に抑えられ、屈辱的な敗北を喫しました。特に気になるのはミュラーの状態で、ここ最近先発出場が増えチームの活性剤となっていたもののこの試合では良い所なく途中交代。彼がいるといないとでは全体的な強度と連動性に差が出る為、チャンピオンズリーグもある為しっかり戻しておきたい所です。
それでもキミッヒは右サイドから良質なボールを配球。多くのチャンスを演出していました。
対するドルトムントは組織的な連動は余り無かったものの個々が素晴らしい輝きを放ち久しぶりのダービー戦での勝利。特にフンメルスは卓越した読みで相手の攻撃をシャットアウト、全盛期を彷彿する活躍を果たしチームの勝利の最大の立役者となりました。
またリエルソンも得点は勿論の事、右サイドで攻撃を活性化。守備での危なっかしさはあるものの対人では強さを見せ勝利に貢献しました。
何度も大敗を喫していたダービー戦でドルトムントが見事勝利。これで長年苦しめられた「苦手意識」から解放されるいいきっかけになると良いですね。
では
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