※ネタばれ有
今回はテイルズ オブ ファンタジアの登場キャラ「ダオス」について書いていきます。
①「世界征服を目論んだ」魔王
かつて人間達の世界に脅威をもたらし「世界征服を目論んだ」魔王ですが、ヴァルハラ戦役を経てアセリア暦4390年頃にトリニクス・D・モリスンたちに封印されていました。
しかし十数年後、マルス・ウルドールを利用し復活を遂げ、クレス達の故郷を始めとして多数の犠牲を出した事で物語が始まります。
その後時空転移した過去でも部下に命令しハーメルの町を壊滅、アルヴァニスタの王子を人質に取る等悪行を行うも悉くクレス達に破られ、ヴァルハラ戦役で遂に直接対決に。
しかし敗北を喫すると現代、未来と逃亡するも最後はエターナルソードで時空転移を封じられ、クレス達との全身全霊の戦いの末敗れ死亡することになります。
②母星の復活の為に
ただ物語が進むにつれてダオスの「世界征服」の目的が只の私欲で無い事が判明。
彼は「デリス・カーラーン」の最大国家“エリュシオン”の王でしたが、彼の母星は「魔科学」の発展によってマナが枯渇し自然や精霊という星の循環機能が消え去ってしまった世界に。
その為母星を救うために、復活に必要な世界樹ユグドラシルが余剰マナによって生成するマナの塊「大いなる実り」を入手する為にクレス達が住む「アセリア」に降り立つことになります。
「私の邪魔はさせぬ、私を待ち望んでいる民のためにも…」
しかしアセリアでもミッドガルズが魔科学を研究していたことでマナが著しく消費され、ダオスはミッドガルズ王に魔科学兵器の使用停止を進言。しかし拒絶され愛していたウィノナを傷つけられることになり、人とは分かり合えない事を身に染み短期間で大規模な軍団を率いて大規模な戦争を仕掛けることになります。
「この世に悪があるとすれば、それは私ではない。貴様ら人間の心の中にあるのだ。」
その強大な魔力・洗脳術から「魔王」と呼ばれる事になったダオスですが本来は極めて温和な人柄で、本来は無駄な戦闘を好まない人物(クレスとの会話の中でも「戦う理由がない」と言っています。)。しかし目的の為に行った所業は非道極まるもので、討伐されるのも致し方ないといえるもの。
それでも彼の亡骸は大樹ユクドラシルに宿る精霊「マーテル」により、大いなる実りと共に故郷へと旅立つこととなりました。
③設定とは逆の戦い方が有効に
戦闘では魔法戦士のような戦い方を行い、
・立ち位置から画面端まで届く「ダオスレーザー」
・周囲を半球状の衝撃波で吹き飛ばす技「ダオスコレダー」
・ファイヤーボール、アイスニードル、ライトニング、グレイブを連続で放つ「テトラスペル」
・連続4回物理攻撃「テトラアサルト」
等オリジナル技に加えて上級魔法を駆使してパーティーを苦しめて来ます。
しかし何より特徴なのはその耐性。SFC版では「奴は剣では倒せない」という言葉通り物理攻撃吸収&石化攻撃と凶悪な物(インデグニションが弱点なのは有名な話です。)となっていますが、PS版以降では各属性に大きな耐性が付く一方物理攻撃吸収が無くなっており、むしろ物理攻撃で押す設定とは逆の戦い方が有効になりかなり立ち回りやすくなります。
ただSFC版では第2形態(フェザーダオス)に留まった変形がPS版以降はデリス・カーラーンの力を得た第3形態に変身。第2形態に無かった機動力を武器に連続攻撃を繰り出し味方を追い詰めて来ます。
兎に角メインアタッカーになるクレス、回復役のミントをいかに守っていけるかが重要になってくるでしょう。
その後派生作品でも強大な敵として立ちふさがるダオス。作品を代表する敵キャラと言えるでしょう。
では
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