きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

2023~2024シーズン 躍進するクラブ ~スタッド・ブレスト~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、躍進するクラブについて書いていきたいと思います。


5回目は「スタッド・ブレスト」です。

Getty Images

主な布陣&選手

 

①過去4年は全て二桁順位のスモールクラブ

スタッド・ブレストはフランス西部のブルターニュ半島西端にあるクラブで、かつてはギバルシュ、ジノラ、リベリー等、後にフランスを代表する選手達もプレーしていました。

kichitan.hatenablog.com

 

ただ規模的には典型的なスモールクラブであり、近年では2010-2011シーズンにリーグアンに昇格し3シーズンの間1部残留を果たしたものの、それ以降はリーグドゥが主戦場に。再び2019-2020シーズンに1部に昇格するも過去4年は全て二桁順位での残留(2021-2022シーズンの11位が快挙となっています。)であり、4年連続で達成しているもののの何より一部残留が目標になっているクラブでした。

 

②久しぶりに現場復帰した監督の手腕

そんな中昨シーズン成績不振の為、ザカリアン監督を更迭。その後はリザーブチームを率いていたグロウジ監督を暫定的指揮官に据えたクラブはオフに新監督探しに奔走。

結果2010-2011シーズンに古巣であったニースの監督に就任したものの、直近ではRCランスワトフォードでスポーツディレクターを務めていたエリック・ロワ氏を監督に招聘。正直監督歴に乏しく尚且つ現場を離れていた人物の就任には多くの疑問符が付けらました。

しかし開幕8節を4勝3分1敗と見事に乗り切ると、リール、パリ、モナコには力負けを喫し3連敗を喫するものの、その後12節から23節までの12試合を8勝4分と素晴らしい成績を収め、現在単独2位に付ける大躍進を果たしています。

その原動力となっているのは相手に合わせた守備と鋭いカウンター。基本は4-1-4-1で守備するものの相手によっては5バックにすることも。さらにハイプレスを積極的にかけてのショートカウンターも機能しており、非常に強固な組織を作り上げています。

またデル・カスティージョは崩しだけで無くスコアラーとして機能し、ここまでチーム最多タイの5ゴールを記録。そしてレース・メルはアンカーとしてのバランサーとしてだけでなくスタッド・ランス戦での逆転ゴール、マルセイユ戦での決勝ゴール等抜群の勝負強さを見せクラブの躍進の立役者となっています。

 

③このままの勢いを続け初の快挙を

現状6位RCランスまでの勝ち点差は6と、リーグアンは首位パリ以外はかなり団子状態になっており中々気の抜けない状況にあります。

kichitan.hatenablog.com

 

そんな中重要なのは勝ち点を得る為の得点力であり、守備は申し分ない(リーグ2位の18失点)もののいかに絶対的なストライカーがいない中得点力を確保出来るかが勝負になっています。

しかしパリと引き分け、退場者が出てもなおマルセイユに勝利した強さは本物で、このままの勢いを続け初の快挙となる欧州カップ戦出場を是非成し遂げて欲しい所です。

 

資金に乏しく強力なストライカーを擁せないものの強力な組織力で補っているブレスト。今後の戦いにも注目です。

 

では

 

【FOT23】【国内未発売】PANINI FC 22-23 フランス・リーグアン ブラスターボックス【サッカー/フランスリーグ/PSG/マルセイユ/リヨン/トレカ/トレーディングカード】

 

【予約FRA02】【国内未発売】クープ・ドゥ・フランス "100 ans de passion" 100周年記念 写真集【サッカー/フランスリーグ/リーグアン】ネコポス対応可能