マルキア・トラッセン～高い決断力と怏々とした佇まい～【スターオーシャン】

※ネタバレ有り

今回は「スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE」のキャラ「マルキア・トラッセン」について書いていきます。

①高い決断力と怏々とした佇まい

オーシディアス王国近辺に住まう地方部族「トラッセン族」の族長で、青い肌や独特の衣装、束ねて触手のようになった髪が特徴的な女性です。

高い決断力と怏々とした佇まいを行う頼りがいのある性格で、昔の遺恨も水に流すことが出来る極めて器の広い人物です。

その為細かいことを気にする傾向にあり、グダグダ文句を言う旧友ミダスに対しては尻を叩いて行動させる姉さん女房のような関係を築いており、ミダスはマルキアには頭が上がらない状態になっています。

「若者達が命懸けで戦っているのに　何をケツの穴の小さいことを言っている！　嫌いになるぞ！」

因みにアベラルドの義手は彼女の骨格の一部を使っており、彼にとっては従士を続けられることの出来る「恩人」とも言える存在です。

②夫婦そのもののやり取り

作中では飛行艇フーガの完成に必要な鉱石の発掘の為ニルベス大陸に上陸した際に登場。族長として帝国兵士と睨み合った所にレイモンドが遭遇した所で対峙することとなります。

その後ミダスとのイチャイチャぶり？を見せつつ帝国兵を追い返す事を条件に発掘を許可。レティシアとアベラルドが王都に戻ることとなった為自らもレイモンド達に協力する事になります。

「ああ　何だ　随分と年を重ねたな」

そして無事鉱石を見つけ出す事に成功するも王都に危機が迫っていたことを伝えられると、自らの命を削る秘術を使い王都に瞬間移動。その後はミダスの尻を叩きつつ力づくで沈めながらもフーガ完成に大きく関与していき、戦争終結に奔走こととなります。

「先程沈めてきたところだ　ミダスが眠っている間は私が研究を代行する」

戦争終結後はミダスと国王の間を取り持ちつつ、茶々を入れる等ミダスと夫婦そのもののやり取りを見せることに。

そして皇帝を追うために仲間と共に宇宙に。宇宙では困惑する他のメンバーと違い比較的冷静な様子でしたが、自分の遥か上の技術を目の当たりにして研究者としての悔しさを見せる場面もありながらも事件終結に助力。

エンディングでは自身の研究でレイモンド達に追いつくことを宣言し先進惑星への留学を固辞し、日々研究に勤しんでいます。

因みにファーゼストピラーでは飛べるようになりたいと願っているフェザーフォルクの女性となっています。

③変則的な戦いが可能な前衛キャラ

戦闘ではナックルを使用した前衛キャラで、種族の特徴である軟体の身体を活かした身体の各部を伸ばせる格闘を得意としています。

ただ火力自体はそれほどでもないものの範囲は広く、さらにモーションは大きいものの無敵時間が長いスキルもあり、特に「ライジング・パピヨン」「シャル・ウィ・ダンス」は大きなサイズのボスには相当な効果があります。

また前衛キャラながら魔法も覚え、「アシッドレイン」のDEFダウン、「ディープフリーズ」の凍結等状態異常やデバフを付与するものがあり使い勝手が良いです。

さらに自らのHPを周囲の仲間に分け与える「トラッセンの慈杯」、HPを吸収する「トラッセンの王剣」の攻守両面に優れるコンボを繰り出せる等、変則的な戦いが可能となっています。

ただスキルの振り分け次第ではかなりの強さを誇るもののとにかく癖が強いので、慣れが必要になるキャラとなっています。

作中でも屈指の大人キャラであるマルキア。ミダスとのその後の関係も気になる所です。

では

きちのうすめ雑記