奈良クラブ感想まとめ第34節～第36節～昇格へ望みを繋ぐ2連勝～【サッカー】

今回は今シーズンクラブ初のJ３昇格を決めた奈良クラブの戦いぶりの感想を書いていきます。

J3リーグ　14勝12分10敗　43得点30失点　勝ち点54　4位

フォーメーション＆結果

試合の流れ＆感想

奈良は守備4-4-1-1の4-3-3、対する鹿児島は守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。

試合は主に奈良がボールを保持するものの鹿児島のプレスに苦しみビルドアップが機能せず度々パスミスからカウンターを喰らうことに。それでもアルナウのセーブもあり得点を許さずにいると、中盤のプレスからのショートカウンターでチャンスを作りますが得点には至らず前半を終えます。

後半も奈良はクロスのこぼれ球を浅川を合わせるも鹿児島GK泉森のセーブに阻まれ中々得点には至らないでいると、クロスに飛び出した相手選手を小谷が倒したとしてPKを献上。一度はアルナウが止めるもこぼれ球を押し込まれ先制点を与えます。

それでも右サイドのクロスの折り返しを途中出場の山本がダイレクトで合わせ同点弾。そのまま試合が終了し勝ち点1を分け合うことになりました。

フォーメーション＆結果

試合の流れ＆感想

富山は4-4-2、対する奈良は守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。

試合は序盤からボールの奪い合いが行われ激しい主導権争いが起こり、一進一退の攻防が繰り広げられます。

そんな中奈良はボールは中々前進出来ずにいますがショートカウンターでゴールに迫ると、前半終了間際に山本のボール奪取から酒井がGKの位置を見て見事なロングシュートを決め先制点を決めます。

さらに後半も早々に酒井からの折り返しに嫁阪が合わせ追加点。大事な時間帯に追加点を挙げるとそのまま上手く試合をコントロール。終盤はやや押し込まれる場面はあったものの試合はそのまま終了。

3試合ぶりの勝利を挙げJ2昇格へ望みを繋げました。

第36節　SC相模原戦

フォーメーション＆結果

試合の流れ＆感想

奈良は守備4-4-1-1の4-3-3、対する相模原は守備5-3-2の3-5-2。

試合は相模原がボールを保持して試合を優勢に進めるもアルナウのセーブもあり奈良は得点を許しません。それでもセットプレーから水口に合わせられ先制点を許すと、その後も押し込まれる展開が続きます。しかしそこでもアルナウがセーブで防ぎ追加点を許さず、前半を終えます。

後半奈良は堀内、西田を投入し打開を図ると、奈良が徐々に流れを引き寄せ前線までボールが行き届くこととなります。すると酒井のシュートを一度は跳ね返るも再び酒井がシュートをゴールに突き刺し同点に追いつきます。

勢いを増した奈良はその後攻勢に。お互いチャンスを作り合う激しい展開になりますが、後半終了間際にペナルティエリア付近に侵入した生駒のパスに合わせた西田が冷静にゴールに流し込み劇的な逆転勝利。奈良クラブが連勝を果たし、J2昇格に望みを繋げました。

総評

ここに来て2連勝＆上位2チームが連敗し一気に昇格圏から勝ち点差4の4位に。それでも連勝が必須ですが、ここまで来たら昇格を掴み取って欲しいです。

そんな中頼りになるのは酒井。前線でのポストプレーやサイドに流れてのチャンスメイクもさることながら、ここに来て2試合連続ゴールで一気に調子を上げ攻撃陣を牽引しています。守備陣は変わらず安定しており、今後ロングボールを放り込む展開が増えそうな中彼の好調は心強く、昇格へのキーマンとなりそうです。

守備ではアルナウがスーパーセーブを連発。復帰後から着実にパフォーマンスを上げています。

まだビルドアップに拘り続けボールを失う点は気になるものの、兎に角後2試合で今季は終了なのでチームとして悔いが無い試合をして欲しいです。

では

きちのうすめ雑記