今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン序盤のインパクトチームについて書いていきたいと思います。
順位はもちろんのこと、戦術、内容でインパクトを残したチーム中心で書いていきます。
6回目は「アストンビラ」です。
主な布陣&選手
①各ポジションに的確な補強を敢行
昨シーズン一時は降格圏に位置するもエメリ監督の就任により盛り返し、最終的にカンファレンスリーグ出場権を獲得する7位まで順位を上げシーズンを終えたアストンビラですが、オフには各ポジションに的確な補強を敢行。
守備陣にはかつてエメリ監督の下チャンピオンズリーグベスト4に進出したビジャレアルのディフェンスリーダーであったパウ・トーレスを獲得。
さらに中盤には昨シーズンレスターでは降格を味わったものの、一時期はビッグクラブ加入が盛んに報じられクオリティは確かなティーレマンスを獲得。
そして前線にはレバークーゼンの崩しの切り札となっていたディアビ、そして半年間のトルコ生活に別れを告げ、再び3大リーグに舞い戻ったザニオーロが加入。エースワトキンスの控えはやや心もとないもののチャンピオンズリーグ出場権も狙えるようなスカッドを整えることになりました。
②開幕戦の大敗を引きずることなく躍進
しかし開幕戦のニューカッスル戦では攻守に精彩を欠き5-1の大敗。さらにミングスが大怪我を負い守備の大黒柱を失うというハプニングも起こり不安が募る結果に。
ただ開幕戦の大敗を引きずることなく2節のエバートン戦では4得点大勝を果たすと、それ以降は6勝1分1敗と見事に盛り返し5位に位置付け一気にジャンプアップしています。
その要因はワトキンスとドグラス・ルイスの活躍。
前者は巧みなオフザボールで5ゴールを記録しながらも、スペースメイクで周りを生かしここまで5アシストも記録。そして後者は強度が高く広いカバー範囲を誇る守備だけではなく、PK職人としての2ゴールを含む5ゴールを記録。
さらにプレミアリーグでも打開力の高さを見せているディアビ、攻守両面でエネルギッシュなプレーを見せているマッギンの活躍も捨てがたく、リーグ最多の26得点を記録しているように攻撃陣は好調と言えるでしょう。
③ホームでの圧倒的な強さを維持できれば
反面守備はやや不安があり、パウ・トーレスはまだプレミアリーグのハイテンポになれておらず守備強度にも物足りなさがあります。またエミリアーノ・マルティネスも本来のパフォーマンスには戻っておらず、いかにこの2選手、そして怪我から復帰したジエゴ・カルロスが復調するのかがカギとなってきそうです。
しかしそんな不安も吹き飛ばすのは只今12連勝中のホームでの圧倒的な強さ。ビラパークでは現在不落の要塞と化しているだけにどこまで記録が伸ばせるのか、注目です。
2000年代後半にはプレミアリーグでビッグ4に次ぐチームとして評されたものの低迷し降格も経験したアストンビラ。再び強豪に返り咲けるか、注目のシーズンとなりそうです。
では
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