今回は今シーズンクラブ初のJ3昇格を決めた奈良クラブの戦いぶりの感想を書いていきます。
J3リーグ 10勝10分7敗 33得点21失点 勝ち点40 7位
第25節 アスルクラロ沼津戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
沼津はアンカーを押さえた守備4-4-1-1の4-3-3、対する奈良は守備4-4-2の4-3-3を採用していました。
試合はいきなり動くこととなり、裏に抜け出した酒井が冷静にマイナスへ折り返すと、中島が合わせたシュートを浅川がフリックして先制点を挙げます。
反撃に転じた沼津は3バック化でビルドアップし、押し込まれる事になりますが陣形を崩すことなくセットプレーでもしっかり弾き返しそのまま前半を終えます。
後半も沼津が押し込む展開になるものの、奈良も中盤からのプレスからのショートカウンターでチャンスを伺っていきます。
それでも受け身に回らずチャレンジ&カバーの精神で全員で守ると、最後まで相手にゴールを割らせずそのまま試合終了。
奈良が4戦連続のクリーンシートで3連勝を果たしました。
第26節 FC今治戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
奈良は守備4-4-2の4-3-3、対する今治は守備4-4-2の4-2-3-1を採用していました。
試合は奈良がボールを保持しながらもショートカウンターを狙うスタイルで今治を押し込んでいくも金子のシュートは枠外、酒井のシュートはポストに当たる等中々得点に結びつきません。対する今治は右ウイングのマルコス・ヴィニシウスを起点としたカウンター、そしてセットプレーでチャンスを作るも奈良の守備を崩しきるには至らず共に無得点のまま前半を終えます。
後半に入るといきなり試合が動き、ロングボールに抜け出したマルコス・ヴィニシウスがその執拗なマークに苦しんでいた加藤を躱すと、ペナルティエリアに侵入した千葉にパスを送りダイレクトに左足で合わせ先制点を挙げられます。
追いつきたい奈良ですがビルドアップを3バックで回す事により安定し前線にボールが渡る可能性が高くなり、GKセランデスのビッグセーブに阻まれるも中島の強烈なシュート等チャンスを作っていきます。
すると生駒のファーに向けたクロスに中島が合わせると、一度はGKに弾かれるも浅川が詰め同点に。その後もお互い決定機を作るも決めきれずそのまま試合終了。
アウェーと同様の展開で勝ち点を分け合うこととなりました。
第27節 ヴァンラーレ八戸戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
八戸は守備5-3-2の3-5-2、対する奈良は守備4-4-2の4-3-3を採用していました。
試合はお互いロングボールで裏を狙いつつ主導権争いを繰り広げていきます。そんな中八戸はチャンスを作りますが岡田のセーブもあり得点を許さずにいると、相手のビルドアップのミスを浅川が掻っ攫っていくとループ気味のシュートを決め奈良が先制します。追いつきたい八戸ですが上手く奈良が試合をコントロールして前半を終えます。
後半も奈良ペースで時間が進んでいきますが、八戸が2トップを交代してから奈良は彼らを生かしたカウンターに苦しむことになります。
するとカウンターからサイドの裏を突かれクロスを上げられると前澤に決められ同点に。
その後奈良は片岡、西田を投入し勝ち越しを目指すも状況は変わらず、後半終了直前に猛攻を浴びるも何とか耐えきり試合終了。
2試合連続の引き分けとなりました。
総評
24節から続けている浅川の左ウイング起用が機能し、4試合連続ゴールと量産体制に入っています。また中島が頻繁に最終ラインに降りてビルドアップに参加することで安定し、生駒が右サイドバックに入ったことでこれまで危なかった守備も安定と後ろのバランスが劇的に上がったと思われます。
ただ拮抗した展開の際の個の打開という面では物足りなく逆転勝ちが出来るような形は作りにくいので、いかにビルドアップを最低限安定させつつ浅川をゴールに近い位置でプレーさせる組織を作れるかが勝負になってきそうです。
勝負の後半戦に向けて、現時点でのチームの最適解が見えつつあるチーム。今後の戦いも楽しみです。
では
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