今回は今シーズンクラブ初のJ3昇格を決めた奈良クラブの戦いぶりの感想を書いていきます。
J3リーグ 5勝6分4敗 17得点12失点 勝ち点21 9位
第13節 ギラヴァンツ北九州戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
北九州は守備4-4-2の4-2-3-1を採用、対する奈良クラブは守備4-4-2の4-3-3を採用していました。
試合は序盤は激しい主導権争いが繰り広げられますが、徐々に奈良がボールを保持。ビルドアップは引っ掛かる場面は多いもののセカンドボールを拾い続けチャンスを作っていきます。しかし決定機らしい決定機は寺村のクロスに浅川が合わせた場面ぐらいで、共に決め手を欠き前半を終えます。
しかし後半に入るといきなり試合が動き、ロングボールをフリーで受けた嫁阪がきっちりゴールに蹴り込み先制点を挙げます。その後北九州が攻勢に出たことでブロックを組み耐えていくもののロングボールの目測を誤り抜け出した高にゴールを決められ同点に。
その後も攻め込まれるも何とか耐えきりそのまま試合終了。勿体ない失点を喫したもののアウェーで貴重な勝ち点1を得る事が出来ました。
第14節 愛媛FC戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
愛媛はアンカーを押さえた守備4-4-1-1の4-4-2、対する奈良は酒井が欠場、金子を右ウイングで起用し片岡をインサイドハーフに起用した守備4-4-2の4-3-3を採用していました。
試合は奈良がボールを保持するものの愛媛のコンパクトな守備組織を崩すことが出来ず、さらに起点がいない為攻撃の形を作る事は出来ません。対する愛媛も奈良のカウンタープレスの前に効果的なカウンターを仕掛けられず、試合は膠着状態に。
それでも奈良は浅川が鋭い動き出しを見せシュートチャンスを作り、愛媛はベン・ダンカンの強さを前面に出すもお互い得点には至らず前半を終えます。
後半も奈良がボールを保持するものの前半と同様中々決定機を作れずにいると、愛媛のショートカウンターからベン・ダンカンにカットインから強引にシュートまで持ち込まれ先制点を許します。
奈良は森、可児を投入し堀内を落とした3-2-4-1の形を作り猛攻を仕掛け決定機を作るものの決めきることが出来ずそのまま試合終了。後半の猛攻には希望は持てたものの、酒井欠場時に攻撃の型を作れない問題は未解決のままでした。
第15節 アスルクラロ沼津戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
奈良は嫁阪が欠場、西田を起用した守備4-4-2の4-3-3、中山監督率いる沼津は守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。
試合はハイプレスと的確なビルドアップで沼津が試合の主導権を握ると、コーナーキックから藤嵜が頭で合わせて先制。更にその直後にキーパーからボールを繋がれ最後はブラウン・ノアに決められ奈良は早々に2点のビハインドを負います。
追いつきたい奈良ですが、起点が定まらず縦パスはズレた状態に。それでも瞬間的な連携からチャンスを作るも沼津GK武者のセーブもあり得点には至らず前半を終えます。
後半奈良は伊勢に代わり都並を投入。寺村をセンターバックにしてサイドを起点にして臨んでいきますが、中々沼津ディフェンス陣を崩すことが出来ません。さらに森、桑島、中島と次々と選手を投入するも武者の好セーブにも阻まれ得点は奪えずそのまま試合終了。チームはシーズン初の連敗を喫しました。
総評
チームはここで6戦未勝利(3分3敗)とここに来てJ3の壁に跳ね返されている状況で、何とか修正して立ち直っていきたい所です。
その中で目立っているのは決定機不足。ボールを収められる酒井が欠場している状況で本来セカンドトップタイプである浅川がセンターで張る役割に。更に代わりとなるストライカーがいないので攻撃は瞬間的な連携に頼るばかりの状態になっています。
高さがありキープ力の高い山本を起点にして浅川が前を向いてボールを持てる形を作る等、攻撃のバリエーションをいかに増やすかが今後の課題になってきそうです。
さらに沼津戦では嫁阪が欠場、伊勢がハーフタイムで交代と離脱者も気になる所で、選手層は決して厚くない状況でいかに戦っていくかも注目です。
守備は変わらず安定感はあるだけに、攻撃面をどうしていくかが今後の勝負所になりそうです。
では
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