今回は今シーズンクラブ初のJ3昇格を決めた奈良クラブの戦いぶりの感想を書いていきます。
J3リーグ 2勝3分1敗 9得点6失点 勝ち点9 7位
第4節 横浜スポーツ&カルチャークラブ戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
ホームでの初勝利が欲しい奈良クラブは初勝利を挙げたメンバーをそのままスタメンに起用した守備4-4-2の4-3-3を採用。スペースへのロングパスのセカンドボールを狙う形と中盤のプレスからのショートカウンターを中心に戦っていました。
すると前半にその戦い方が嵌り、アルナウのロングフィードを受けた酒井のクロスを浅川が合わせ3試合連続となるゴールで奈良クラブが先制します。
しかし疲れからか前線のプレスが効かなくなり相手3バックに自由にボールを持たれ配球を許すと、サイドから活路を見出され前半終了間際にハンドでPKを与えてしまい同点に。さらにコーナーキックのこぼれ球を萱沼に見事なロングシュートを決められ、逆転を許します。
後半も奈良は押し込まれるもののアルナウのビッグセーブもあり追加点を許さないでいると、コーナーキックから山本が見事に合わせ再び同点に(得点はOGに)。
その後山本や交代した西田を中心に攻勢を仕掛けてくるも得点は奪えずそのまま試合終了。PKとスーパーゴールと何とも不運な形で勝利を逃すこととなりました。
第5節 FC今治戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
奈良クラブはGKに岡田、左ウイングに西田を起用した守備4-4-1-1の4-3-3、対して今治は4-4-2を採用していました。試合は奈良がロングボールのこぼれ球を狙うプレスと、サイドチェンジを効果的に使い嵌ってもレイオフで瞬間的に剥がすビルドアップで試合の主導権を握り寺村、浅川のシュートでゴールを強襲していきますが得点には至らず、逆にセットプレーからのこぼれ球から照山が放ったシュートはDFに当たりディフレクションするとそのままゴールに入り先制を許した状態で前半を終えます。
後半も奈良はボールを保持するも縦パスが中々入らないまま時間は過ぎますが嫁阪を投入し局面の打開を狙うと、寺村のクロスにファーの嫁阪が詰め見事に同点に追いつきます。
ただその後片岡、都並を投入するも徐々に相手ペースに持ち込まれ、セットプレーを中心に押し込まれる事に。しかし岡田のセーブもあり何とか凌ぎ切るとそのまま試合終了。アウェーで貴重な勝ち点1を勝ち取る形となりました。
第6節 FC琉球戦
フォーメーション&結果
試合の流れ&感想
奈良クラブは前節から右サイドバックに都並を替えた守備4-4-1-1-、対する琉球は3バックでビルドアップを行う4-4-2を採用していました。
試合は序盤から動き、相手のパスミスを奪った酒井が冷静に1対1を沈めいきなり先制点を挙げまず。その昨シーズンまで奈良クラブに在籍していた森田を中心にボールを保持され攻勢に出られるも、しっかりとブロックを組み相手の攻撃を凌ぐと山本のスルーパスに抜け出した浅川がこれまた冷静にゴールに流し込み追加点を挙げ、前半を終えます。
後半もボールを保持される場面は多いものの、中盤のプレスと最終ラインの連動性が取れておりシュートを許さないでいると、決定的なチャンスを作られることなくそのまま試合終了。しっかりとアウェーの戦い方を遂行して勝利することが出来ました。
総評
開幕戦以来5戦無敗。ホームではまだ勝利は挙げられてはいないもののチームの強さを感じられたここ数試合となりました。
特に浅川は6戦4発と好調。山本のスルーパス、酒井のポストプレー、そして両サイドのクロスとチャンスメイクが出来ている中確実にゴールを決めてくれており、サッカーにおいて最も難しい役割の一つであるストライカーを見事にやり切ってくれています。
そして守備でも中盤のプレスの機能性が高く最終ラインを上手く助けており、高水準の守備能力を誇っています。ややブロックを組んだ際に引き過ぎな部分は気になる(ディフレクションでの失点やPKの可能性が高まる)もののこのままの調子を続けてくれれば大崩れはないかと思います。
現状チームの状態は良いものの必ず落ちてくる場面はあり、それまでにどこまで勝ち点を積み重ねる事が出来るか、そしてホームで初勝利を挙げられるか、今後も期待したいと思います。
では
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