今回はWBC1次ラウンド、日本vs中国について書いていきたいと思います。
日本 8-1 中国
①硬さが見られる序盤
大事な初戦、先発を任されたのは「二刀流」大谷投手。初回3者凡退で無事切り抜けると、その裏コントロールに苦しんでいた中国先発ワン・シャン投手からヒットと四球でノーアウト満塁のチャンスを作ると、村上選手が押し出しの四球を選び日本が先制点を挙げます。しかしさらに得点を加えたい所でしたが吉田選手は浅いフライ、その後の岡本選手の外野へのフライにより近藤選手がタッチアップを狙うもののアウト。
更に2回も源田が牽制でアウト、さらに2アウト満塁のチャンスを作るも大谷選手がショートゴロに倒れる等硬さが見られる序盤となりました。
しかし先発を勤めた大谷投手は見事の一言。ヌートバー選手の攻守もあり、4回打者13人に対して1安打無失点の好投で見事試合を締めます。
②重い空気を断ち切る一発
すると4回の裏、ヌートバー選手と近藤選手のヒットで1アウト1、3塁のチャンスを作ると、大谷選手がフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ち、2点を追加します。
しかし6回、5回から登板し3者三振と最高の投球を見せた戸郷投手がリャン・ペイ選手に一発を浴びると、7回には真砂選手にツーベース、そして四球もあり1アウト1,2塁のピンチを招くも連続三振で何とか切り抜けます。
するとこの重い空気を断ち切ったのは牧選手。その裏に先頭打者として打席に立つと、ライトスタンドへ豪快な一発を放ち待望の1点を加えます。
③初戦を勝利
そして波に乗った侍ジャパンは8回に湯浅投手が3者連続三振で見事に締めると、その裏にはヒットと四球で1アウト満塁のチャンスを作ると、山田選手のタイムリーで5点目。更に源田選手が押し出しの四球を選ぶと甲斐選手がトドメとなる2点タイムリーツーベースで一挙4点を追加。
9回は伊藤投手がキッチリ抑えそのまま試合終了。日本代表が難しいとされた初戦を勝利することが出来ました。
総評
難しいとされた初戦を見事に勝利。この試合次第ではかなり厳しい状況にもなり得ただけに、非常に大きな勝利となりました。
そんな中輝いたのは大谷選手。連続でチャンスを逃していた中4回には2点タイムリーを放ち、投手としても4回を1安打無失点、攻守において素晴らしい活躍を果たしました。
そして大きかったのは7回の牧選手の本塁打。2点差に追いつかれさらに攻撃も停滞していた為、効果的な一発となりました。そして不振に陥っていた山田選手は途中出場でタイムリー、やはり大舞台が似合う選手です。
ただ状態がやはり芳しくない村上選手の状態は気になるものの、押し出しの四球を選ぶなどチームには貢献しており、大会中にコンディションを上げて貰う事を期待しておきましょう。
やや硬さが見られたものの看板選手の活躍で初戦を制した侍ジャパン。次は因縁のある韓国戦。大黒柱である先発予想のダルビッシュ投手の投球に期待したいです。
では
![]() |
|
![]() |
ミズノ公式 2023WBCレプリカキャップ ジュニア ネイビー
|