今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第7回目は「リヴァプール」です。
主な加入選手
アルトゥール(←ユベントス)
ダルウィン・ヌニェス(←ベンフィカ)
主な放出選手
マネ(→バイエルン)
南野(→モナコ)
オリギ(→ACミラン)
基本フォーメーション
①新たな旗手を獲得
昨シーズン4冠に迫ったリヴァプールは新たな旗手としてヌニェスを獲得。プレーにはまだまだ粗さはあるものの、これまでにない本格派のストライカー獲得は大いに期待されました。
その一方これまでフロント3を支えていたマネがバイエルンに移籍。攻守においての貢献度が高いウイングの放出のダメージを何処まで軽減し、新たなフロント3構築に着手出来るかが今シーズン序盤の大きなテーマとなっていました。
それでもコミュニティシールドでシティを見事撃破。ヌニェスもゴールを決める等素晴らしいスタートを切ることになりました。
②中盤の質低下とハイラインの弊害
しかし開幕戦でフルハムに引き分けると、続くクリスタルパレス戦ではヌニェスが退場し再び引き分け。そしてマンチェスターユナイテッド戦では相手に勢いを付けさせてしまう敗北を喫してしまいます。
その後は2連勝したもののマージーサイドダービーではピックフォードの神がかったセーブに阻まれスコアレスドローになると、ナポリ戦では1-4の大敗。中々上昇気流に乗れない状況が続きます。
大きな原因として考えられるのは中盤の質低下とハイラインの弊害です。中盤はチアゴが怪我で離脱しヘンダーソンもコンディション不良が続く中、ミルナーは衰えを見せ始めレギュラーで使うクオリティを保てませんでした。移籍市場最終盤でアルトゥールを獲得したもののまだまだ未知数で、主力がいかに戻ってくるかが勝負になりそうです。
またDF陣ではマティプ、コナテが怪我で離脱すると、ファン・ダイクがコンディション不良からか凄みを見せられず、守備に波のあるアーノルド、カバーリングに難のあるジョー・ゴメスがいる右サイドの裏を悉く狙われ失点を喫しました。リヴァプールは高すぎるとも言われるハイラインを敷いていますが、中盤の質の低下、そして守備陣の不振や怪我離脱が見事に重なり逆に仇になってしまったものと考えられます。
③新たな戦い方の模索
今後は主力も現状戻りつつあり状況は好転すると思われますが、同時に新たな戦い方の模索も必要になってきます。
攻守共に強度が高く、時には理不尽なゴールを決めてきたマネが移籍、そして主力の勤続疲労も出てきている中、このまま強度を高めたハイライン戦術を敷き続けるのはかなりリスキーであると言えます。
その為ダブルボランチを採用し中盤の負担を減らす布陣の採用や、ヌニェス、フィルミーノの2トップなど攻撃のバリエーションを増やす等、様々な戦い方の模索をクロップ監督は考える必要があると思われます。
かつて率いたドルトムントではレバンドフスキの穴を埋めきれず主力の不振や怪我で降格圏まで低迷するものの、オーバメヤンをセンタフォワードに置くメカニズムを確立させ盛り返したクロップ監督。ポジションは違えども新たな選手を招き入れ強度を落としている点は似ており、このシーズン同様見事に盛り返すことが出来るのか注目です。
では
★SALE★セール★RE-TAKE(リテイク) リバプール Y.N.W.A. ヴィンテージ Tシャツ(ブラック)【サッカー サポーター グッズ Tシャツ】【店頭受取対応商品】
|
リバプール フットボールクラブ Liverpool FC オフィシャル商品 冷え冷え ジョッキ 【海外通販】
|