年明けから停滞感が拭えないミランと復調傾向のインテル。それでもこの試合の結果次第では状況が逆転する可能性が十分ある試合となっており、楽しみです。
ということで先日行われたスーペルコッパ、ACミランvsインテルの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
ミランはレオンを前残しする守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するインテルは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合は共にボールを落ち着かせられない状況になりますが、先に試合を動かしたのはインテル。ダイレクトプレーで裏に抜け出したバレッラの折り返しをディ・マルコが詰め早々に先制点を挙げます。
さらにビルドアップが安定せずミスが続くミランに対し効果的なカウンターを繰り出していくと、リスタート時に抜け出したジェコの見事な切り返しを見せ追加点を奪取。点差を2点に広げます。
反撃に転じたいミランですが前述したビルドアップの問題が続き、そのまま前半を終えます。
後半
後半ミランはややインテルが受けに回ったことでボールを回せるようになり、レオンを中心に攻勢を仕掛けていきます。
さらにデ・ケテラーレ、カルル、オリギを投入し攻勢を強めていくもインテルの守備に跳ね返され続けると、ロングボールに抜け出したラウタロにトドメとも言える3点目を決められ万事休す。
インテルがそのまま試合を締め、2年連続7度目のスーペルコッパ制覇を果たすことになりました。
総評
ミランはここ最近の不調を象徴するような戦い方を行ってしまいました。ビルドアップはポジショニングバランスが悪くミスを連発。さらに悪い形でカウンターを受けることになり失点。そしてトランジションが遅れている為簡単に裏を狙われると、中々現状チームとしては苦しい所です。
しかし後半はまずまずの攻撃を見せており、コンディションの問題とも考えられる為、ピオリ監督の修正力に期待したい所です。
そんな中でもべナセルは攻守に渡り孤軍奮闘の働きぶり。心強い限りです。
対するインテルは3発快勝と完全に不振からは脱却した印象があります。特に際立っていたのはトランジションの強度。ミランにいい形でボールを持たせることは殆どありませんでした。
そして相手に脅威を与えていたのはジェコ、ラウタロの2トップ。前者はポストプレーとビルドアップへの参加、後者はディフェンスラインとの駆け引きと見事な縦関係を築いており、ミラン守備陣を混乱に。共にゴールも決め勝利に大きく貢献しました。
そしてシュクリニアル、バストーニは対人、カバーリング共に申し分ない働きで、更にアシストも記録。特にシュクリニアルは前半の不調とは別人のようなパフォーマンスを見せており、守備陣に安定感をもたらせています。
現状の調子がそのまま出た両チーム。共にリーグ戦でも好順位に付けているだけに今後の戦いぶりにも注目です。
では
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