今回は「スーパーロボット大戦30」の「機動戦士Vガンダム」について書いていきます。
①18年ぶりの参戦
本作はガンダム作品の中ではその年数に対して参戦した作品が非常に少ないことが特徴で、今作では据え置きタイトルでは18年ぶりの参戦となっています。
その際にネックになったであろうシュラク隊の扱い(人気が高いもののパイロットが多すぎる)はジュンコ、コニー、ユカを中心として近年取り入れている武装での召喚で解決させ、重すぎるストーリーは極力惨いシーンを割愛しており、さらに他作品と上手くクロスオーバーさせることでシリーズ屈指の再現度を誇っています。
その為歴代参戦作品の中でもトップレベルに優遇されている作品となっており、「D」でもあったクロノクル、カテジナの加入も取り入れられている等、作品そのものをマイルドに仕立て上げた感は強いです。
「強い男を求めるから、面倒な事になる…!」
「ウッソ、クロノクル!私が強い女になってあなた達を守ってあげるから!」
②使い勝手が良い光の翼
味方登場機体&パイロットは
Vダッシュガンダム(ウッソ&ハロ)
Vダッシュガンダムヘキサ(マーベット)(オリファー)
V2ガンダム(ウッソ&ハロ)
V2アサルトバスターガンダム(ウッソ&ハロ)
ガンブラスター(ジュンコ)(コニー)(オデロ)(トマーシュ)(ユカ)
ホワイトアーク(マーベット)
リーンホースJr.(ゴメス)
コンティオ(クロノクル)※隠し
ゴトラタン(カテジナ)※隠し
となっていますが、やはり強力なのはウッソ&ハロ。Vダッシュガンダムでは武装の使い勝手こそいいものの火力には限界があり、中盤にかけて息切れします。
本領を発揮するのはV2ガンダム入手後で、移動後攻撃可&威力の高さで猛威を振るう「光の翼」は使い勝手が良く主武装として大活躍します。
燃費の悪さがネックではありますが、更に火力を高めたアサルトバスターも加入する為、最後まで主軸になれる機体となっています。
「母さんのガンダムなんだ! V2を信じる!」
ただ隠し機体の2体はパイロットは強力なものの機体はイマイチ。同じく隠しで手に入るV2ガンダム(2体目)を取り合うことになりがちです。
③厄介極まりない鈴の音
そしてメインの敵ユニットは
ゲドラフ(カテジナ)(ルぺ)(レンダ)
コンティオ(クロノクル)(ピピニーデン)
リグ・コンティオ(クロノクル)
ザンネック(ファラ)
ゴトラタン(カテジナ)
シュバッテン(タシロ)
アドラステア級(クロノクル)(ピピニーデン)(ドゥガー)
等が登場。「D」と比べては少なく、アビゴル、リカール、ゲンガオゾ等有名なユニットが未登場となっています。
ただそれによりより厄介になっているのが終始ザンネックに乗ってくるファラ。「α外伝」のような射程外から一方的に殴られるような理不尽さは無いものの、それでも強力なユニットとなっており非常に厄介です。
ただ他作品のインフレ具合が凄まじく所謂大ボス的なユニットがいないので、敵ユニットの強さ自体は控えめとなっています。
今回の参戦でハードルは下がりつつあるので、今後の作品にもどんどん参戦して欲しい所です。
では
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