今回は「スーパーロボット大戦30」の「コードギアス 復活のルルーシュ」について書いていきます。
①作品自体は短いながらも良質なクロスオーバーを実現
本作はコードギアスシリーズ10周年記念プロジェクトの一作として制作された劇場版で、本編自体は短く比較的早い段階で原作再現は終わります。
しかし良質なクロスオーバーを実現しており、ルルーシュとクワトロ、スザクと海、カレンとヴァン(+キリコ)等味方キャラは勿論の事、敵キャラは「ガン×ソード」のカギ爪の男の集団と合流し最終局面まで登場する等、登場期間は非常に長いです。
また原作では描き切れなかったルルーシュの心境の変化等も描かれており、ファンの方にも楽しめる内容となっています。
②猛威を振るう戦術指揮
味方登場機体&パイロットは
・ランスロットsiN(スザク)
・紅蓮特式(カレン)
・月虹影帥(ルルーシュ)※半オリジナル機体
で、特に強力なのは月虹影帥&ルルーシュです。
シリーズお馴染みとなった「戦術指揮」(1ターンを使い範囲内の味方にバフをかけるコマンド)に加えて、今回はエースボーナスで相手の気力+3、ExC+1を追加することが出来、AOSをアップデートしていると、味方を超強化した状態でシナリオを始めることが出来ます。
その為最優先で選択ユニットに選ばれる傾向にあり、さらにC.C.の精神コマンドもかなり有用(先見・感応・希望持ち)。文句なしの強力ユニットとなっています。
戦闘能力も高く、超拡散構造相転移重砲(真・ゼロビーム)はマップ兵器版(直線型なので位置も調整しやすいです。)も搭載。さらに絶対守護領域を持ち合わせており、後方支援型ユニットでは最強クラスの戦闘力を持ちます。
ただ「戦術指揮」は行動を消費する為、位置を調整する「ヒット&アウェイ」は必須、そして手に入れば行動回数を増加させる「アウェイクントリガー」を付けての強化が望ましいです。
他2体は強力でMAP兵器持ち、さらにパイロット能力も高いので主力にしていきたい所ですが、今作はこれ以上とも言える火力、特徴を持ち合わせているユニットが多い為、準主役ユニットになりがちです。
③何度も何度も登場
主に登場するネームドの敵ユニットは
・ナギド・シュ・メイン(シャリオ)
・バタララン・ドゥ(ビトゥル)
の僅か2体ですが、序盤から出てから何度も何度も登場してきます。
特に艦内ミッション時ではかなりの確率で登場(特に○ウェーブバトル)し、中盤までは驚異的な打たれ強さを発揮してきます。
ただ性能自体は並であり、徐々に味方ユニットの攻撃力のインフレ化によりほぼ一撃で致命傷or撃破出来ることから、流石に後半からは少し強力な雑魚ユニット化してしまいます。
キャラはシリーズを通して非常に立っているので、次回作以降も良質なクロスオーバーを期待しています。
では
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