きちのうすめ雑記

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W杯激闘の記録と記憶~2006 日本代表~【サッカー】

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今回は日本代表の過去のW杯での記録、そして記憶に残ったことを書いていきます。


3回目は「2006 日本代表」です。

Getty Images

結果:グループリーグ敗退

vsオーストラリア ●1-3

vsクロアチア   △0-0

vsブラジル    ●1-4

 

主な布陣

 

①多くの問題が噴出

ジーコ監督の元、世界最速でワールドカップ出場を決めた日本代表ですが、中心選手が円熟期に入った大会となりました。

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殆どの選手が年齢にピークと言われる20代中盤から後半に差し掛かり、特に中村はセルティックで攻撃の中心に。小笠原や加地等国内で頭角を現した選手も多く、大黒や巻等切り札になり得る選手も出て来ました。

しかし反面小野、稲本、高原等能力は高いものの不振や怪我に苦しんでいた選手も多く、ジーコ監督がレギュラーを固定化した事でサブ選手の不満が噴出。さらに年齢層が皆近い(26~30歳)ことからベテラン勢の不在も問題になり、常に緊張感があったと言われています。

また本番前にも練習の完全公開で落ち着いた環境が与えられず、選手任せの戦術であった為攻守の選手達のサッカー観の対立(宮本と中田)など多くの問題が噴出。2002年の躍進から注目され、期待されていた日本代表は一致団結で戦うには程遠い状態だったと言えます。

さらに直前のドイツ戦で引き分けと健闘する(この時がピークだったという声も)も、勢いを持たせる為のマルタ戦では締まりのない戦いで1-0の辛勝。選手依存の強さによる不安定さも垣間見え、不安の中での開幕となりました。

 

②初戦の敗戦から立ち直れずに

そんな中で行われた初戦のオーストラリア戦。中村のクロスボールがそのままゴールに入るラッキーな先制点が入るものの、後半にはオーストラリアのパワープレーに押し込まれヒディンク監督の交代策も嵌り、後半39分にロングスローのこぼれ球をケーヒルに決められ同点に追い付かれます。そしてジーコ監督の交代の意図が汲めずチームの意思がバラバラになると、その5分後には再びケーヒルに得点を許し逆転、そしてアロイージにゴールを決められ衝撃的な敗戦を喫します。

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そして次のクロアチア戦では4バックに変更し臨むと、川口のPKストップもあり流れを引き寄せるものの後半6分に余りにも有名な柳沢のゴール逸(QBKもあり得点を奪えずにいると、そのまま引き分けで試合終了。

後が無くなった日本に待ち受けていたのはロナウド、カカ、ロナウジーニョを擁し当時は優勝候補最右翼だったブラジル。2トップを入れ替え臨み玉田のゴールで先制するも、その後は強さを見せつけられ立て続けにゴールを許し1-4の敗戦。

初戦の敗戦から立ち直ることが出来ずに大会を後にすることになりました。

 

③チームの象徴の引退

大会終了後、その長年の活躍からチームの象徴として、そして日本サッカーのレベルを引き上げたパイオニアとしての存在であった中田英寿現役引退が発表されました。29歳の若さでの引退は大きな驚きを持って報じられ、様々な憶測を持たれながらも日本代表は新たなアイコンを探す必要性に迫られることとなります。

またジーコ監督も今大会をもって退任。再び戦術重視が巻き起こった世論の後押しを受けるように、後任にはジェフユナイテッド千葉を率いて画期的なサッカーを行いJリーグを席巻したオシム監督の元、再スタートを切ることとなります。

 

では

 

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