※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「公安局刑事課一係メンバー（2期）」について書いていきます。
①良き理解者として、そして良き相棒として
まずは「宜野座伸元」です。
1期ではやや不遇な扱いだった宜野座ですが、2期では心機一転眼鏡をはずし前髪も短く切っています。（目つきのコンプレックスは無くなったようです。）ベージュのトレンチコートと手袋、そして落ち着きのある言動は、正に父征陸智己を彷彿とさせます。
「理解を超えたものから目をそらして否定するだけじゃ、いつか後悔することになる。眼の前の現象を、事実として受け入れろ。それが大人になる近道だぞ、お嬢さん。」
作中では元同期の青柳監視官と良い友人関係を築いていますが、彼女は殉職。またもや友人を失う羽目になります。しかし上司である朱の良き理解者として、そして良き相棒として振舞い、狡嚙の代わりに彼女を支えていきます。
「常守は、可能性に賭けようとしている。しばらくあいつの愚かさを、見逃してやってくれないか。」
彼のカウンセラーが鹿矛囲であった衝撃的な事実はあったものの、最後まで正義を貫く活躍を披露。最終話では青柳監視官を討った須郷執行官と打ち解ける様子が見れます。
②上司を執行
次は「須郷徹平」です。
二係に所属する執行官でオールバックの髪型が特徴です。職務に忠実な真面目を絵に描いたような人物ですが、自身の命を捨てることを厭わないような言動もあります。
「自分が死ぬだけです。損害とは言えない。」
作中では自身の上司である青柳監視官を執行してしまい、宜野座とも微妙な関係になりますが、軍事ドローンの機能を利用した作戦を立案し事件の収束に貢献したり、自爆しようとした酒々井の確保に成功したり等数々の功績を挙げ、最終話では彼と打ち解ける様子が見られます。
そして事件後は死亡した東金の埋め合わせをする形で一係に加入することになります。
③分析官として
最後は「雑賀譲二」です。
臨床心理学が専門の元大学教授で、豊富な学識経験を生かしたプロファイリングを行います。その能力は狡噛は高く評価しており、度々彼を訪ねています。
かつて公安局の刑事に向けた犯罪心理学の特別講義を受け持ったものの、受講生の犯罪係数が上昇してしまったことからその任を解かれた過去があり、秩父の山奥に移り住んでいましたが、1期で狡噛の槙島追跡に手を貸したことから自主的に隔離施設に収容されていました。
「あのお嬢ちゃん、よっぽど俺が怖いらしい。サイコパスがクリアな者ほど、他人に濁らされるのを怖れる。」
しかし2期では朱の協力要請により分析官として捜査に参加、容疑者や参考人に対面し真実を読み説き事件を解決に導きます。
「前提か仮定か、結論のどこかに誤りがある。もしくはそれらの内、どれかは実は正解だと証明することだ。」
ただ自身と関わっても色相が濁らない朱に依存していることを東金に指摘され、それを自覚したのか事件後は再び隔離施設に戻ることとなります。それでも社会に貢献できる潜在犯として施設内での待遇は良いようで、まだまだ活躍の機会は得られそうです。
では
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