今回は欧州の2022-2023シーズン注目の昇格クラブの軌跡について書いていきたいと思います。
2回目は「モンツァ」です。
①モータースポーツの街
モンツァはイタリア北西部のロンバルディア州にある都市で、ミラノ、ブレシアに次ぐ人口を誇っています。
そしてモータースポーツで有名な都市であり、モンツァ・サーキットではF1、WSB等世界的なレースが開催され、また超高速コースでもある為、毎シーズン大きな盛り上がりを見せています。(私自身もモンツァ=F1のイメージが強いです。)
しかしとりわけサッカークラブであるACモンツァはこれまで日の目を浴びることなく、ミラノの2強(インテル、ACミラン)そしてブレシア、アタランタというロンバルディア州の他クラブと比べても実績、人気面でも劣っており、只々セリエC、セリエDを行き来する小クラブと言えました。
②ベルルスコーニのクラブ買収
そんな中2018年に元イタリア首相でありACミランのオーナーも務めていたベルルスコーニ氏がクラブを買収。さらに会長にはアドリアーノ・ガッリアーニ氏が務めることになりACミランの黄金期を支えたタッグが復活。ミランでも監督を務めたブロッキ監督を招聘すると、2019-2020シーズンにはコロナの影響で途中中断になるもセリエCを首位で終え、2000-2001シーズン以来のセリエB昇格と果たします。
そして翌シーズンにはバロテッリやボアテングを獲得する等話題を呼ぶと、2021-2022シーズンにはストロッパ監督の元最終節まで自動昇格である2位に付けるものの最終節で敗れ、プレーオフに回ります。しかし昇格プレーオフを無事勝ち抜き、チーム史上初のセリエA昇格を果たすこととなります。
ベルルスコーニ氏、ガッリアーニ氏が築き上げたコネクションでこれまでのクラブ規模では想像すら出来なかった選手の獲得が可能になったのは大きく、チームは急激に力を付けることとなりました。
③セリエAの実力者を
そして新シーズンに向けても着実な強化を図っています。
セリエAの実績があるラノッキア、センシ(共にインテル)、ペッシーナ(アタランタ)等や各クラブの若手の有望株も獲得。さらにイカルディ(パリSG)にも接触する等精力的な強化を続けています。
正直イカルディの獲得は非常に困難と言えますが、前述したようにコネクションは豊富なのであっと驚く移籍が成立されるかも知れません。
チームを変え再びセリエAの舞台に戻ってきたベルルスコーニ&ガッリアーニ氏。かつてセリエAを牛耳っていた存在感を見せられるか、注目です。
では
プーマ puma ORBITA Serie A MS サッカーボール 4号球 084003-01 セリエA 公式試合球 レプリカ ホワイト 小学生 子供用
|
【大感謝セール】モンツァサーキット オフィシャル ロゴ キャップ ホワイト 白 ベースボール 帽子
|