きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

精神コマンド「自爆」【ガンダム】

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ジージェネクロスレイズが発売されたので各作品ごとの感想を書いていきます。

まず初めの作品は新機動戦記ガンダムWです。

主人公 ヒイロ・ユイ

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出典:GUNDAM.INFO

初めて見たガンダムGガンダムだった私はガンダム=戦争ではなくてガンダム=バトルってイメージがありましたので、5人の少年テロリストが一方的な破壊を行っていく序盤は正直面白くありませんでした。しかしOP、ガンダムがかっこいいという理由で見続けてガンダムエピオンの登場で歓喜。今でも好きなMSの一体です。

 

それから年月が経ち見直してみると色々発見がありました。

①主人公が未熟なテロリスト

これまでのガンダム作品でもZガンダムエゥーゴのように反連邦組織などがありましたがここまで主人公達にテロリスト要素を加えた作品はありませんでした。任務失敗時の自爆、数々のスパイ行動は今まで無かったものです。また完璧なテロリストではない未熟な面がありますので、中盤では「自分が何のために戦っているのか?」がわからなくなり暴走する場面も多々あります。また組織に属するのではなく、個々が必要に応じて協力するので5人の行動が各視点で表現されるのも面白いです。

 

②昨日の敵は今日の友

5人の美少年+2人の美男子に目が行きがちですがやはり「ガンダム=戦争」はリアルに表現されていると思います。特に局面での裏切り、陰謀があり敵味方が目まぐるしく変わっていくのが特徴です。正に昨日の敵は今日の友状態です。何話か見ていないと訳がわからない状態になりますのでご注意を。スパロボFで中立敵で登場した時もだよね~っと納得しました。

 

③「心を無くした」戦争

ガンダムWでのメインテーマの一つであると思います。今まで人間が操縦していたMSを機械に任せる「MDシステム」。これにより人的な損害や効率の良い戦いを繰り広げられます。実際現実でも無人の破壊兵器があります。機械が起こすチェスのゲームのような戦争、それで争いは終わるのか?平和を望む声が出てくるのか?と問いかけていると思います。

 

以上の点でガンダムWはキャラビジュアルやガンダムのデザインが話題になりがちですがガンダムのテーマ「戦争」をしっかり表している作品だと思います。少しスタイリッシュ過ぎるとは思いますがガンダム初心者の方にはおススメ出来る作品です。

 

では