今回は阪神タイガースvs中日戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 0-1 中日 ●青柳 3勝1敗
阪神 1-2 中日 ●ウィルカーソン 1勝2敗
阪神 4-3 中日 ○アルカンタラ 1勝
12勝 24敗 1分 108得点 125失点 6位
①互いの投手が素晴らしい投球を見せた試合
先発は青柳投手。試合は序盤から中日大野投手との壮絶な投手戦となり、青柳投手はゴロアウトを積み重ねる一方、大野投手はもはや手が付けられない程の投球を見せお互い譲らない展開が続きます。
するとあっという間に試合は8回になり阪神はヒット0、四球0と完全試合ペースになるも青柳投手が裏に2アウト1,3塁のピンチを招くも抑えると9回もしっかりと抑え、大野投手が9回完全試合を達成しているにも関わらず試合は延長に入ります。
そして10回ようやく佐藤輝選手にツーベースが出るも大山選手は凡退。そしてその裏青柳投手が1アウト満塁のピンチを招くと、石川選手にサヨナラ打を浴び敗北。
しかし互いの投手が素晴らしい投球を見せた試合となりました。
②ケースバッティングの欠如
先発はウィルカーソン投手。初回2アウト1,2塁のピンチを背負うと阿部選手にタイムリーを打たれ1点を先制されます。
追いつきたい打線は直後佐藤輝選手の3塁打からこの日6番に下がった大山選手のタイムリーで同点に追いつきます。
しかし3回ビシエド選手にタイムリー2ベースを打たれ再び勝ち越しを許すと、4回、1アウト2,3塁のチャンスに大山、小野寺選手が凡退。その後ランナーを2塁に進ませることすら出来ずそのまま敗戦。ケースバッティングの欠如が見られた試合となりました。
③主砲の意地の一発
先発は西純投手。初回1アウト2塁のピンチを迎えますが見事に抑えると、打線は2回ノーアウト1,3塁のチャンスを作りますが佐藤輝選手が飛び出してしまいアウトになると、大山、梅野選手が連続三振を喫し中日先発柳投手を攻略出来ません。それでも3回島田選手の3塁打でチャンスを作ると、続く中野選手の打球は相手のエラーを誘い先制点を挙げます。
西純投手は初回以降立ち直りを見せるものの、5回鵜飼選手逆転弾となる2ランホームランを打たれると、6回にも石川選手にも1発を浴び2点のリードを奪われます。
しかし直後の7回大山選手に2ランが飛び出し同点に追いつくと、8回1アウト1,3塁のチャンスにロハス選手のショートゴロの間に1点を奪い逆転を果たします。
そして8回は湯浅、9回は岩崎が見事に抑え試合終了。主砲の意地の一発もあり、3連敗は止めることが出来ました。
総評
最終戦は何とか誤魔化し誤魔化し勝ったものの、最終的にはまた一つ借金を増やすこととなり打線が中々上向いていきません。大山選手はこの3戦で3打点を挙げるも復調には程遠く、好調だった糸井選手もコンディション不良でレギュラーを外れる等好材料は少ない状態です。
2軍でマルテ選手が実戦復帰したのは朗報ですが、彼がこの状況でどこまで出来るのかは未知数で、またもや現有戦力の調子復帰に懸ける他無さそうです。
そんな中投手陣は終始安定。素晴らしい投球を行った青柳投手他2投手もまずまずの投球を見せており心強い所です。またアルカンタラ→湯浅→岩崎投手の勝利の方程式も安定しており今の間に勝ちを積み重ねていきたい所です。
次は未だ勝利の無い広島戦。初戦はエース西投手、何とか粘って欲しい所です。
では
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