今回は現状の日本代表選手の現在のクラブでの立ち位置、今後に向けての課題、そして今後の日本代表での展望について書いていきます。
3回目はフランクフルト所属の鎌田大地選手です。
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①開幕時の不調と見事な復調
新指揮官のグラスナー監督を迎えたフランクフルトですが序盤は勝ち切れない時期が続きました。5戦連続の引き分けを含み開幕6戦で未勝利と、戦術が固めきれず試行錯誤が続きました。鎌田選手も例に漏れず低調なパフォーマンスに終始。元々個で打開するタイプではないので苦戦を強いられました。しかも大一番のバイエルン戦(2-1で勝利)では怪我で出場無し。立場的にも難しい状況にありました。
しかし転機となったのはヨーロッパリーグのオリンピアコス戦で、この試合で追加点を挙げると次のリターンマッチでも先制点を挙げチームの勝利に貢献します。
すると徐々に復調傾向になるとその後はチームの中軸として活躍。新加入のボレ、リンドストロームと共に強力な攻撃陣を形成。チームの順位浮上に大きく貢献しました。
②監督の信頼を失うプレー
しかし23節に途中出場をするものの失点に繋がる怠慢守備を行ってしまい屈辱の「途中出場途中交代」を味わう信頼を失うプレーをしてしまうと、試合後にはグラスナー監督に公開説教を受ける場面も。そして次節のバイエルン戦では僅かなプレー時間しか与えられませんでした。(ただ公開説教はやりすぎだとは思います。)
怪我の影響もあるとはいえ好不調の波はあり、守備時の意識もそれほど変わっておらず、ハードワークをしていてもクールに振舞うそのスタンスがマイナスに働いた形になり、今後の出場機会の減少が懸念されます。
ただそのプレーのクオリティはチーム随一、一刻も早い信頼回復を望んでいます。
③「戦う気持ち」が足りていないとも見れるそのスタンス
また日本代表でも立場は厳しいです。その要因はシステム変更にあり、トップ下を置かない並びを敷いていることでレギュラーからは長らく遠ざかっています。ただトップ下の役割でこそ輝ける選手が多く、4-3-3でもウイングだけではなくインサイドハーフにもその役割を持たせることも出来ますが森保監督にはその気は無いみたいで、最もトップ下の適性が高い鎌田選手は最も煽りを受けている形になっています。
また前述したクールに見えるスタンスは指導者によっては「戦う気持ち」が足りていないとも見え兼ねなく、(エジルがその代表例でしょう。)「気持ち」を前面に押し出すことが称賛される日本代表ではやや毛色が違う選手であると言え、レギュラー復帰はかなり困難であり下手をすれば落選もあり得ます。
クラブでも代表でもかなりの苦境に立たされている鎌田選手。信頼を回復するプレーを期待しています。
では
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