今回は「ポケットモンスターX・Y」について書いていきたいと思います。
今回はシステム編です。
クリア時間 約70時間
初殿堂入りパーティー
①3Dモデルへの移行
今作からの大きな変更点は3Dモデルへの移行です。プラットフォームが3DSに代わっており、本体の良さを十分に生かす意味でもいい移行であると思います。
ただ3Dならではの画面酔いや、場所が見えづらくなる現象が起こりやすいデメリットもあり、極力フォローはされているものの中々慣れない人も出てくるかと思います。
今作の舞台であるカロス地方は主なマップのモデルはフランス(パリを中心とした地区)です。「セントラル」「コースト」「マウンテン」と三つの地域に区分され、それぞれ多種類のポケモンが生息しており、沢山の美しい建物も多数あるのが特徴です。また総登場ポケモンは450種類程度と歴代最多となっています。
②新たなタイプ「フェアリー」
そして今作から新しいタイプ「フェアリー」が登場します。この世代以前で猛威を振るっていたドラゴンタイプの攻撃を「無効」し抜群をとれ、さらに弱点は「どく」「はがね」とやや不遇気味であったタイプであったので、対戦環境が大幅に変わりました。
また新規ポケモンに加え、既存で可愛い外見をしたポケモンにも変更、追加され使い勝手が変わったキャラもいます。特に「メガクチート」「マリルリ」は特性「ちからもち」+「じゃれつく」、「メガサーナイト」「メガチルタリス」の特殊技は超火力を誇り、一気に対戦の勢力図を変えていきます。
ただドラゴンタイプも負けじとサブウェポンで対抗。タイプ別では2強状態が続いていた時代で、その後黄金時代の到来を予感させる黎明期となりました。
③メガシンカの登場
そして「メガシンカ」の登場も大きかったです。「メガストーン」を持ち物として発動させることによってポケモンが強化されるもので、人気ポケモンを中心に配布させることとなりました。
その為これまで使いにくいポケモンが使い易くメリットはあったものの、これまでも問題であった中堅、弱小ポケモンとの力の格差が開くこととなり、弱者救済というよりは強者をより強くする傾向が強くなってしまっています。特にリザードン、ギャラドス、ゲンガー等はメガシンカによってより強力になった例です。
反面逆に弱体化するポケモンもおり(ガブリアス、ヘルガー等)、賛否両論が渦巻くシステムとなりました。
今タイプは新タイプの登場やメガシンカの追加によって、大きな転換期を迎えた作品であると言えます。
では
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