今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
15回目は「ウェストハム」です。
基本フォーメーション
①監督の「哲学」が浸透
今シーズンも20試合を終えて5位と、昨シーズンの6位がフロックでは無い戦いを見せています。
連動した組織的な5バックと4バックを相手によって使い分け、カウンターやセットプレーからゴールを決めしぶとく勝ち点を拾っていく。モイーズ監督が掲げる「哲学」が見事にチームに浸透しており、昨シーズンの救世主的なリンガードの買取に失敗した開幕前の不安を吹き飛ばす躍進を果たしています。さらに今シーズンはプレミア1の「パワーヘッダー」とも言えるズマを獲得。チームはより強固になりレスター、トッテナム、リヴァプールと「大物食い」を次々と果たします。
今シーズンは「念願」のチャンピオンズリーグ出場権に届く。ライバルチームの躓きもありその結果は現実味を帯びました。
②守備の要が揃って
しかしオグボンナが右ひざ前十字じん帯の損傷でシーズン絶望の怪我を負うと、ズマもハムストリングを痛め離脱。レギュラーセンターバックを失う&3バックのオプションが使えなくなると、12節から19節まで(18節は延期)僅か1勝(2分4敗)と旧失速。
その1勝がチェルシー戦と大きな物となったものの、アーセナル、トッテナム、ユナイテッドが調子を上げた為勝ち点を縮められ、ヨーロッパカップ戦出場権も危ぶまれています。直前2試合には勝利しているも内容はどうしても苦しく、苦しい状況には変わりありません。
③後半の失速を防ぐためにも
その為冬の移籍はセンターバックの補強が不可欠になっています。噂ではターコウスキー(バーンリー)やナサニエル・フィリップス(リヴァプール)の獲得が噂されていますが前者は激しい争奪戦、後者は即レギュラークラスでは無いと不安要素も多く、最後まで移籍市場を探す可能性もあります。
そしてベンラーマがネーションズカップで離脱する攻撃陣も、使えるサブメンバーがヴラシッチのみと苦しく、もう1枚レギュラークラスを迎えたい所です。昨シーズン救世主的な働きを見せたリンガードの再獲得も噂されていますが、ニューカッスル等競合クラブも少なくなく難易度は高くなりそうです。
序盤戦は驚く程の躍進を見せたウェストハム。このままでは訪れるであろう後半の失速を防ぐためにどのような対策を打っていくのか、モイーズ監督だけではないクラブ全体のチーム力が試されます。
では
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