今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
12回目は「RBライプツィヒ」です。
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基本フォーメーション
①大きすぎた前任者の存在
ナーゲルスマン監督、ウパメカノ、そしてザビツァー、中軸選手をバイエルンに引き抜かれたライプツィヒですが、同じザルツブルグのマーシュ監督を後任に添えて新たなサイクルの構築を試みました。
しかし開幕5試合で僅か1勝とスタートダッシュに失敗します。痛かったのはダニ・オルモの離脱と試合のコントロール力です。
スペイン代表としてユーロ2020、そして五輪代表にも出場したダニ・オルモは勤続疲労の影響か離脱を繰り返しシーズン前半の殆どの試合を欠場。更にこれまで試合のコントロールをナーゲルスマン監督に依存していた為、若手選手の経験不足が露呈。特にチャンピオンズリーグでは2試合連続逆転負けを喫し、早々にグループリーグ敗退する等試合のコントローラーを失ったチームは不安定な戦いを続けます。
またエースとして期待されたアンドレ・シルバが適応に苦しみ不発。負のサイクルに巻き込まれたチームは12節からの3連敗でマーシュ監督は解任の憂き目に遭います。
正直ここまで主力を引き抜かれ軸となる新戦力は精彩を欠いた中での解任は、エースのヴェルナーを引き抜かれてなお結果を残した前任者(リーグ2位&CL決勝トーナメント進出)の比較も相当あったと思われ、同情の余地は残ります。
②圧倒的な存在感
そんな中でも圧倒的な存在感と結果を残しているのはエンクンク。元々チャンスメイクに秀でた選手でしたが今シーズンはフィニッシュ役としても躍進。早くもキャリア最多得点を記録する(7得点)等、攻撃の中心として大活躍しています。新任したテデスコ監督にもセカンドトップとして起用され、凄まじい推進力と良質なオフザボールで決定的な動きを連発しています。
また新加入のバルディオルもその戦術理解能力の高さ、そしてスピード感溢れるプレーで左サイドバック、3バックの左をこなしチームに不可欠な存在に。とても19歳とは思えない程堂々としたプレーを披露しています。
そしてチームが苦しんでいる中でも決定機を作り続けたベテラン(あくまでライプツィヒ基準です)のフォルスベリのパフォーマンスも見逃せません。ただ年内最終戦のビーレフェルト戦で怪我、2カ月の離脱となりチームとしては非常に痛い所です。
③知将がどこまでチームを立て直せるか
ここまで冬の移籍での主な獲得の噂はそれほどなく、毎年のことながら引き抜きの噂が絶えません。エンクンクには複数のビッグクラブ、ダニ・オルモはバルセロナ、ハイダラはマンチェスターユナイテッド等他クラブの触手が伸びていると言われています。ただ今の状況での放出は考えにくく、出場時間が少ない選手のレンタルなどに留まりそうです。
後半戦に向けてはオルモとショボスライの共演に期待したいです。今シーズン大きな期待を寄せられたコンビですが、オルモの怪我もありここまで共演はほんの僅か。そこにエンクンクを加えた才能あふれる選手同士の共演は胸が高まります。
そして後半から本格的に指揮を執るテデスコ監督にも注目です。緻密な守備戦術を用いる知将がどこまでチームを立て直せるか、その手腕が試されます。
低迷しているも大きな可能性を感じさせるライプツィヒ。新たな良いサイクルを始めることは出来るでしょうか。
では
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