優勝候補同士の大一番。スーパーストライカー二人の競演にも注目です。
ということで先日行われたベルギーvsポルトガルの感想です。
両チームのスタメン&結果
①技ありのシュート
ベルギーはティーレマンス、ヴィツェルをボランチに起用した守備時5-2-3の3-4-3を採用、対するポルトガルはアンカーのパリーニャを起用した4-3-3を採用していました。試合はベルギーがボールを保持する展開となります。ポルトガルはウイングがベルギーのウイングバックに付いて6バック状態になっており、6-1-2-1みたいな形になっていました。その為アンカー脇、1トップ周りを上手く使われますが、ベルギーも守備時に右サイド+フリーマンのデ・ブライネの組み合わせで、ルカクが中央に流れることで右サイドがポッカリ空く謎現象が起こっており機能不全を起こしていました。
それでも起点になったルカクのポストプレーからムニエのパス→トルガン・アザールの技ありのシュートが決まりベルギーが先制して前半を終えます。
②見事な繋ぎ
後半は早々にデ・ブライネが負傷退場し、同点に追いつきたいポルトガルがブルーノ・フェルナンデス、フェリックスを投入し攻勢に出ます。
しかしビルドアップの局面でボランチがボールを前に効果的に運べず、個々の突破とロングボールに頼りがちになりベルギーにとって守りやすい状況になります。
それでも交代したセルヒオ・オリベイラ、ダニーロが見事な繋ぎを見せ決定機を量産し可能性を見せますが、ゲレイロのシュートがポストを直撃する等ベルギー守備陣の驚異的な粘りもありそのままタイムアップ。ベルギーが前回王者を破ってのベスト8進出を果たしました。
③勝利の代償に
ベルギーは守備陣の奮闘が特に目立ちました。特にロナウドを封殺したセンターバック陣は称賛に値するでしょう。そして前線で体を張り起点になり続けたルカクの働きも見逃せないです。しかしデ・ブライネ、エデン・アザールが大会期間復帰絶望の怪我を負い、攻撃の大幅なクオリティダウンが懸念されます。
一方ポルトガルはやはりドイツ戦同様前線の守備の構築、そして後半のモウチーニョ交代後のゲームメイク不足と消化不良感は否めません。ロナウドの驚異的な決定力に懸けるのは正しいとは思いますが、「彼にどのようにボールを運んでいくか」が問題になっていました。特に5バック時の崩しの拙さは看過出来ず、豪華な攻撃陣をいかに上手く連動させていくかが今後の課題となってくるでしょう。
勝利の代償に二人のキープレイヤーを失ったベルギー代表。次の試合ではどう戦っていくかが注目です。
では
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