1996年ぶりの「英国対決」、白熱した肉弾戦が期待出来ます。
ということで先日行われたイングランドvsスコットランドの感想です。
両チームのスタメン&結果
①気の利いた動きで前線を活性化
イングランドは左サイドにショーを起用した守備時4-1-4-1の4-3-3、対するスコットランドは守備時5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はアグレッシブにボールを奪うスコットランドが攻勢に出ます。特にアダムスは守備時には献身的に守備の先鋒となり、カウンター時にはイングランドのアンカー脇でボールを受け起点になるなど気の利いた動きで前線を活性化させます。
一方イングランドは徐々にボールを落ち着かせていきますが、ボールを振る訳でもなくサイドチェンジも少なく5バックの有効的な崩し方は殆ど行われておらず、個の崩しに懸けていた感があります。その個もスコットランドの組織的な守備に抑えられ、得点の匂いはセットプレー以外になくスコアレスのまま前半を終えます。
②勝ち点1を分け合う
後半イングランドはディフェンスラインで数的優位を作り、サイドバックをインナーラップさせサイドからの崩しを試みますが、攻撃は連動性に欠き単発的に終わります。
その後グリーリッシュ、ラッシュフォードを投入しますが前者はサポートが足らず、後者はオフザボールが壊滅的で違いを作れず、スコットランドの守備陣の奮闘もありそのままタイムアップ。スコットランドも途中でガス欠気味にはなりますがイングランドの拙攻や個の奮闘もあり勝ち点1を分け合う結果となりました。
③充実感に差が出た試合
イングランドはクロアチア戦と同様中途半端な出来に終わりました。兎に角「個」に頼る攻撃は単発的で連動性も皆無と豪華なタレント陣を生かせないでいます。恐らく今大会中の修正は難しいと思われるので、カウンターとセットプレー、そして「個」のスーパープレーに頼る他無さそうです。現時点では優勝候補からは外さざるを得ません。
一方スコットランドは試合後の選手達の喜びようとサポーターの盛り上がりを見ても分かりますが非常に奮闘していたと思います。前線の選手のクオリティ不足は否めないですが守備のメカニズムはしっかりしており予選突破は十分可能であると思います。
次は同じく未勝利のクロアチア戦。本日のような粘り強さを見せたい所です。
出来るサッカーを出来なかったイングランド、全てを出し切れたスコットランド。結果はスコアレスドローですが両チームの充実感に差が出た試合でした。
では
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