アリソンの髭、未だに違和感抜群です。
ということで先日行われたCL準々決勝1stレグ、レアルマドリードvsリヴァプールの感想です。
両チームのスタメン&結果
①クロースのロングパス
レアルマドリードは4-3-3で迎撃守備を行い(4-1-4-1)、リヴァプールはナビ・ケイタをインサイドハーフに起用した4-3-3を採用していました。
試合は共に攻撃参加する前線の枚数を減らした慎重な立ち上がりになりますが、マドリーは効果的で質の高いサイドチェンジで揺さぶりをかけ効果的な攻撃をする一方、リヴァプールはつまらないパスミスが散見されていきます。
そしてプレスが緩まった一瞬のスキを突いて、クロースのロングパスから抜け出したヴィニシウスが決めマドリーが先制します。
さらにクロースのロングパスのクリアボールをアセンシオが拾いそのままゴール。2点のリードを奪われたリヴァプールはパスミスを連発。機能していたケイタを交代してまで投入したチアゴもパスがズレる等かなり深刻な状況のまま前半を終えます。
②大きなリードを持った状態で
後半リヴァプールは前半の出来の悪さを見事修正し、マドリーの右サイドを狙い攻勢に出ます。するとジョタのシュートのこぼれ球をサラーが決め1点を返します。
しかしそこで慌てないのがマドリーで、長短のパスを組み合わせて試合の流れを引き戻すとモドリッチの上手すぎるタッチからのパスからヴィニシウスが押し込んで再び2点差に戻します。
攻めたいリヴァプールですが、右サイドの幅が取れない悪癖が出て攻撃が完全に停滞。フィルミーノ、シャキリを投入するも得点を取ることは変わらずそのままタイムアップ。マドリーが大きなリードを持った状態で2ndレグに臨むことが出来ました。
③際立っていた3センター
マドリーは質の高いパスワーク、強度の高いプレスでリヴァプールを封殺した形となりました。2得点を挙げたヴィニシウスも素晴らしかったですが、特に際立っていたのは3センターです。
・攻撃の芽を摘み取り効果的な縦パスを見せていたカゼミーロ
・アシストも際立っていましたがチャンスを作り続け、守備でも巧みなカバーリングを見せていたモドリッチ
・中盤の低い所から急所を突くロングパスで決定的なチャンスを作り、ゲームコントロールも際立っていたクロース
と3人が際立ったパフォーマンスを見せていました。チームが圧倒的な強さを見せたのも頷けます。
一方リヴァプールは前半の機能不全が痛すぎました。恐らくケイタを起用して強度の高いプレスからのショートカウンターを狙っていたと思うのですが、マドリーが思ったよりボールを持たなかったのとそもそも凡ミスが多すぎていたことがあります。
後半即座に修正されていたのは素晴らしいことでしたがこの代償は高くつきそうです。
しかもホームアンフィールドはもはや要塞ではなく、今の守備陣にマドリーの攻撃が耐えられるとは思えませんので、正直かなり厳しい戦いになりそうです。
何処までクロップ監督が選手を奮い立たせ、ホームの試合に臨めるか注目です。
では
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