きちのうすめ雑記

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ワールドカップ予選ヒストリー ~2018年 イタリア代表 ~【サッカー】

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今回はワールドカップ予選ヒストリーを書いていきたいと思います。

 

11回目は「2018年 イタリア代表 」です。

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Getty Images

主な選手&布陣

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①慢性的なタレント不足

2010年代になるとイタリア代表は「慢性的なタレント不足」に陥りました。2006年W杯を制した「英雄」達が次々と代表から去りますが、その代わりに出てくるタレントは殻を突き破れずませんでした。

そんな中行われたユーロ2016はコンテ監督の元、決して欧州最高峰とは言えない戦力(当時は史上最弱のイタリア代表と評されていました)を最大限駆使してベスト8に進出。ドイツにPK戦の末敗れるものの、コンテ監督が鍛え上げたチームは団結力とアグレッシブさを披露し多方面から評価されました。

ただあくまで戦術とマネジメントが優れていただけで「個」の台頭は少なく「タレント不足」は深刻であることは解消されていませんでした。その上コンテ監督がユーロ後に退任したことによりチーム作りを再度行うことになります。

後任はトリノを指揮しチームをセリエA昇格に導いたヴェントーラ監督に決まりました。

 

②機能しない戦術と不可解な選手起用

ヴェントゥーラ監督の元、スペインと同居した予選が始まり、初めはコンテ監督の3-5-2を引き続き採用し、ライバルになるスペイン代表に引き分けたぐらいで順調に勝ち星を伸ばします。

しかし歯車が狂い始めます。監督が独自の拘りを出し始め、4-4-2(4-2-4)の超攻撃的とも言えるシステムを使い攻撃サッカーに転換し始めた頃にスペインに0-3の完敗。スコア、内容共に打ちのめさせられる状態になると、その後は3連勝を果たしますが内容的にはかなり苦しいとしか言いようがありませんでした。

サイドアタックに拘るが余り攻撃はクロス一辺倒でハーフスペースを有効に使おうとするプレーは少なく、クロスを弾き返されカウンターを喰らう悪循環を繰り返していました。選手起用ではカットインが武器の「崩しの切り札」インシーニェをサイドに張らせてクロスを上げさせるという不可解な役割を与え、選手の良さを生かす采配が出来ていませんでした。

結局予選は2位で終わり、プレーオフスウェーデン戦に臨むこととなります。

 

③60年ぶりの予選敗退

そして訪れたスウェーデン戦ですが、ヴェントゥーラ監督はこれまで拘り抜いてきた4-2-4システムを捨て3-5-2システムで試合を始めました。ただその奇策は全く機能せず(基本的に奇策は上手く行かないことが多いです。)良い所がなく敗戦(0-1)すると、2戦目も同様の内容でスコアレスドロー。60年ぶりの予選敗退となりました。

攻撃は単調なサイドからのクロス一辺倒で、結局行っている戦術は4-2-4と行っていることは変わらず、更にインシーニェを外したことで突破力すら捨てることが大きな要因であったと思われます。

 

この出来事で長く代表を支えていたブッフォンバルザーリデ・ロッシが代表を引退。余りにも寂しい幕引きとなりました。特に号泣していたブッフォンの姿が印象に残ります。

そしてマンチーニ監督の元、新しいアズーリ(イタリア代表の愛称)が始動していくことになります。

 

では

 

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