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ウェイン・ルーニー 後編 ~クラブ記録を次々と樹立~【特集】

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今回は現役引退&ダービー・カウンティの監督に就任したウェイン・ルーニー選手について書いていきたいと思います。

1回では書ききれない為、3回に分けていきます。

 

3回目はクラブ記録を次々と樹立(2015-2016)~監督就任&現役引退(現在)です。

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Getty Images

1,2回目はコチラ↓↓

kichitan.hatenablog.com

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①クラブ記録を次々と樹立

ファーガソン監督退任後もルーニー選手はチームの中心核としてプレーし、クラブ記録を次々と樹立していきます。

・単一クラブでのプレミアリーグ最多ゴール記録(それまではアンリ(アーセナル)が保持)

・欧州の大会におけるクラブの最多得点記録(それまではファン・ニステルローイが保持)

・クラブ歴代最多得点記録(それまではボビー・チャールトンが保持)

また代表でも最多得点記録を作り(それまではボビー・チャールトンが保持)レジェンドの仲間入りを果たします。

しかしルーニー選手自体は得点数が減り批判の的に。時には「不要説」もささやかれるなど今までのような絶対的な存在ではなくなりました。

 

②アジリティーの低下とセンターハーフでの起用

ルーニー選手に訪れたのは「アジリティーの低下」でした。小さな怪我を繰り返したことやコンディション調整が下手だったが祟って、徐々にアジリティーが低下。時には時速35㎞を記録したとされるスピードが明らかに衰えていました。

その影響でルーニー選手もポジションを後ろに下げることになり、インサイドハーフセンターハーフで起用されることになります。

しかし献身性や視野の広さ、キック精度は高いものの同時期に召集されていたヘンダーソンリヴァプール)バークリー(エバートン)に対して優位性を保つことが出来ず、最後の大舞台となったユーロ2016はベスト16で敗退。翌年代表引退を発表しました。

クラブでも2017-2018年にマンチェスターユナイテッドを退団しかつての古巣エバートンでプレーします。その後アメリカのDCユナイテッドでプレーします。

 

③かつての同僚との対決

そして2019-2020シーズンにイングランド2部のダービーカウンティに移籍し、2020年からは正式にプレーイングマネージャーとしてプレーし(2020年のFAカップでは古巣ユナイテッドと対決をしています。)そのシーズンを10位で終えると、2021年1月15日選手を引退し監督業に専念することとなりました。

現時点でチームは下位に沈んでおり厳しい状況が続くも、上位進出のために日々奮闘しています。

解任されたとはいえ、かつてダービーに就任しプレーオフまで進出したランパード氏(元チェルシー監督)、スコットランドのレンジャーズでセルティックを抑えて首位に立ち、10年ぶりの優勝に突き進む原動力になっているジェラード監督などかつてイングランド代表やプレミアリーグを彩ったスター達が次々と監督としてのキャリアを歩んできており、ルーニー監督もそのうちの一人となっています。

現時点では非現実的ですが、将来的にはチェルシーランパード監督、リヴァプールのジェラード監督、ユナイテッドのルーニー監督の「かつての同僚対決」も見れるかもしれませんね。

 

ワンダーボーイ」と呼ばれ世界を席巻し、数々の素晴らしい記録を作ったルーニー選手。彼の監督としてのキャリアも注目していきたいです。

 

では

 

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