今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 4-5 巨人 ●西 10勝5敗
阪神 2-1 巨人 〇高橋遥 5勝4敗 スアレス 2勝1敗23S
阪神 4-2 巨人 〇秋山 9勝3敗
52勝 50敗 6分 442得点 426失点 3位
①プロ野球史上初の珍事
先発は巨人戦3勝の西投手。初回は無難に抑えるものの2回、丸選手にホームランを浴びるとマルテ選手のエラーの内に失点、更にマルテ選手はバントの処理もミスし1イニング3エラーの珍事。4回にはホームランを打つものの取り返せるものではなりません。マルテ選手は更に5回にもエラーし失点のきっかけを作ると西投手はこの回でノックアウト。打線は8回原口選手の2点タイムリー、9回中谷選手のタイムリーで1点差まで追い詰めるも敗戦。
1イニング3失策、1試合4失策は一塁手ではプロ野球史上初らしいです。そんな守備では勝てません。溜息しか出ない試合でした。
②連敗を4で止める
先発は巨人戦お馴染みの高橋遥投手。前回中日戦で今シーズン最短で降りていたためリベンジをかましたい所です。試合は巨人先発菅野投手が3回パーフェクト、高橋投手は調子があまりよくなくやや厳しい内容ながらお互い0で迎えた4回、突如乱れた菅野投手から糸原選手がタイムリーヒット。先制点を奪います。
しかし6回高橋投手が連打でピンチを作り犠牲フライで1点を失い、尚且つ打者は最近調子を上げてきている坂本選手。しかしサードライナー&1塁ランナー飛び出しでぎりぎり抑えます。高橋投手は6回1失点と本調子でないながら素晴らしい投球を見せてくれました。
そして7回2アウト1,2塁のチャンスで、最近代打で神っている原口選手が見事なタイムリーで勝ち越し。その後はエドワーズ、岩崎、スアレス投手がしっかり抑え、開幕からの対菅野投手連敗を4で止めました。
ただサンズ選手が退場したようにストライクゾーンがお互い広すぎたのは問題です。是非とも一貫性のある判断を球審の方には心がけて欲しいです。
③2度目の完投勝ち
阪神先発は秋山投手。木浪選手が復帰しました。初回大山選手がタイムリーを放つと、2回近本選手もタイムリー、早々2点を先制します。秋山投手はテンポよくストライクを投げ込み凡打の山を築きます。そして5回陽川選手の2ランホームランを挙げ追加点。秋山投手を援護します。秋山投手は9回、丸選手に2ランホームランを浴び完封こそは逃しましたが9回112球2失点で今季2度目の完投勝ち。今季9勝目で3年ぶりの二けた勝利にリーチをかけました。
総評
ミスだらけの初戦から先発好投で2連勝。今更感はあるものの高橋、秋山両投手の活躍は嬉しい物です。特に秋山投手はエース格に躍り出た17年から怪我もあり苦しい時期を過ごしていただけに感慨深いものがあります。是非二桁勝利を達成して欲しいです。
打線は代打で神がかっている原口選手に合わせて守備難が露呈したもののマルテ選手がコンスタントに打っています。大山、近本、糸原選手にも当たりが出ているので期待していきたい所です。陽川、木浪選手は来期のレギュラー争いを優位にするためにも安定した結果を残していきたい所です。
明日はドラフト会議ですね。注目の佐藤選手、早川投手は何処に行くのでしょうか。
では