今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
大型補強や昇格、新監督就任のチーム中心となっています。
第15回目は「パリSG」です。
主な加入選手(2020 10/4現在)
フロレンツィ(←ローマ)
ヘセ(←スポルティング)
主な放出選手(2020 10/4現在)
ムニエ(→ドルトムント)
アレオラ(→フルハム)
①1にも2にもマネジメント力
昨シーズンチャンピオンズリーグ準優勝と大きな成果を果たしたパリですが、このチームは1にも2にもマネジメント力が求められます。ネイマール、エンバぺ、イカルディ、この3トップを巧みに操る監督はそうそういません。そういう意味では人心掌握に長けたトゥヘル監督の留任が一番の補強だとも言えます。
そして豊富な資金力とメディアでの注目度の高いパリでしっかり言葉を選び冷静に受け答えが出来るコミュニケーション能力も不可欠で、先に行われた大荒れのマルセイユ戦でも感情的になることはなく冷静にチームのパフォーマンスとリアクションに分けて評価していました。正にパリ向けの監督といえるでしょう。
②サイドバックの補強
今シーズンの最大の補強ポイントはサイドバックだと個人的には思っています。
昨シーズンは主にベルナト、ムニエ、クルザワ、ケーラーが起用されましたがやはり欧州トップクラブと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
チャンピオンズリーグを取るクラブはもちろんサイドバックもワールドクラスの実力者を要していて
レアルマドリード・・・マルセロ、カルバハル
リヴァプール・・・ロバートソン、アレクサンダー・アーノルド
と実力者がひしめいています。
今シーズンはフロレンツィを確保しましたがまだ物足りなく、チャンピオンズリーグ制覇には質の高いサイドバックの補強は不可欠だと思われます。アーセナルのベジェリン獲得がベストでしょうが、、、。
一方チアゴ・シウバが抜けたセンターバックは成長したマルキーニョス、成長株のディアロ、キンペンべがいる為、そこまで不安には感じることはないかと感じます。
③目標はチャンピオンズリーグ優勝
今シーズンの目標はチャンピオンズリーグ優勝しかありません。国内リーグはもはや敵なしで脅威になるクラブもあまり見当たらず、怪我人続出やチーム崩壊が無い限り問題はないかと思います。しかし早期敗退となれば話は別です。チームがシーズン途中でモチベーションを失うこともあり得ます。その為いかにチャンピオンズリーグで勝ち進んでいくかが勝負になってくるでしょう。
全てはチャンピオンズリーグ次第。パリの目標はビッグイヤーにあります。
では