今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-11 巨人 ●藤浪 1勝5敗
阪神 巨人 中止
阪神 2-3 巨人 ●高橋遥 2勝2敗
32勝 31敗 3分 275得点 263失点 3位
①きちんと接戦をモノに
阪神の先発はエース西投手、巨人は戸郷投手を当ててくる必勝態勢で来たので何とか先制点が欲しい所でしたが、2回大山選手が先制の一発、西投手のスクイズで2点を先行します。さらに6回江越選手の三盗からサンズ選手のホームランで貴重な追加点を挙げると、小幡選手が見事なタイムリーで5‐0あとは西投手がどこまで投げれるかにかかりましたが、、、。
そこは巨人そうそう勝たせてくれません。7回、8回で4点を返すと勢いに乗っていきます。しかしそこで登板したのはスアレス投手。丸選手を三振に取ると9回も回跨ぎでシャットアウト。冷や冷やながらもきちんと接戦をモノにしました。
小幡選手しっかりしたヒーローインタビューでしたね。西投手も巨人戦初勝利です。
②大炎上
先発は藤浪投手。前回の悔しさを晴らしたい所ですが2回2失点を喫すると3回一挙5失点、試合を決められてしまいます。そして5回には小幡選手のエラーもあり4失点、4.2回11失点の大炎上でマウンドを降ります。中継ぎの酷使を防ぎたい意味合いでの続投もあったと思いますが次の登板は厳しいと言わざるを得ません。そしてそのまま反撃も大山選手の自己最多の15号ホームランを含めての2点に留まり、糸原選手の復帰試合ぐらいしか実りのない寂しい試合となってしまいました。
③ミス連発
先発は驚異の防御率0点台の高橋投手。なんと先発5戦目にして早くも巨人3戦目です。1,2回は無難に抑えるものの3回満塁のピンチを迎えると外野フライの処理で近本選手がまさかの悪送球。マズい判断となってしまいました。さらに4回は木浪選手のエラーからピンチを招くと犠牲フライで追加点を与えます。完全にミスを突かれた形となりました。続く5回にも1点を失うも粘りの投球で6回3失点(自責1)と試合を作りした。
一方打線は巨人メルセデス投手の前に完全に沈黙しますが2番手以降の投手から1点を返すと糸原選手が9回追撃の一発を放ちますが次が繋げられず敗戦。
総評
大事な試合でミスを犯してしまったのが攻守において活躍していた近本選手、今年最も成長した木浪選手と何たる皮肉な結果となりました。これで巨人とのゲーム差は8.5、自力優勝は消滅し巨人の失速を待つばかりです。しかし可能性が0にならない限り、諦めずに戦えば結果が付いてくるのは去年のCS進出を見ればわかります。最後までしっかりと応援していきたいと思います。
戦力的には糸原選手の復帰はかなり大きく、セカンドの人選が容易になり小幡選手を本来のポジションであるショートに回すことも可能になります。また勝負弱いイメージが強かった高橋遥投手の力投は心打たれるものがありました。次はハマスタでのDeNA戦、再び巨人への挑戦権を得るために勝ち切って欲しいものです。
では