※ネタばれ有
今回は聖剣伝説3 TRIALS of MANAのアンジェラについて書いていきます。
①魔法の使えない王女
アンジェラは魔法王国の王女でありながら「魔法の使えない王女」です。その為紅蓮の魔導師の策略もあるものの女王ヴァルダに冷遇されます。そして禁断の魔法のため生贄にされそうになり国から逃亡。母に認めてもらう為聖都ウェンデルに向かいます。
見た目は色っぽいお姉さんで、ジャドでは獣人を色仕掛けで牢屋に閉じ込めるなど魅力的な容姿を持っています。半面内面は愛情に飢え、ワガママや世間知らずな一面を見せる等やや子供っぽいです。特に声やサブイベントが増えたリメイク版では気候に文句を言い続けるアンジェラを見ることが出来ます。デュランに気がある素振りを見せますが、彼は全く気付かず関係は進展しないままエンディングを迎えます。
②母との仲直り
今作で追加されたのは「母との仲直り」イベントです。クリア後にはなりますが本格的に母との仲直りが描写されます。無印版ではややあっけないものだったのでここの掘り下げは喜ばしいものです。ただ父親の存在は最後まで明かされることはありませんでした。過去作で明らかになっていただけにやや残念な所はありますが、ある男性の会話を見ていると只ならぬ関係であることが示唆されます。目の色も一緒ですし。
③最凶キャラ
無印版ではカウンターのお陰で最弱キャラになっていましたが一転リメイクでは最強キャラに名乗りあげました。それはアビリティ「エインシャント」に集約されており、習得には手間はかかるもの、ボスクラスをあれよあれよと瞬殺する姿は戦慄すら覚えます。またダメージを底上げする「ペインマジック」などサポートアビリティも充実しており、魔法アタッカーとして申し分ない働きを見せてくれます。
反面やはり防御面は最低クラスで敵の大技、乱戦時にあっさり落とされることも少なくありません。補助アビリティも心もとなく仲間に頼らざるを得ません。また大技は多いものの継戦能力に乏しくMP回復手段を確保する必要性があります。前半は「アブソーブ」後半は「癒やしの光」が有用なアビリティです。
では