※ネタばれあり
今回は2007年に公開された「名探偵コナン 紺碧の棺 」について書いていきたいと思います。
①お宝探し
今作の舞台は島での「宝探し」です。少年探偵団が中心となりゲームとして宝探しを進めていきます。この展開はTV版のコナンで良く見られる流れで劇場版ではあまり見られなかったので逆に新鮮に感じました。
また途中の謎解きも心躍るものがあり楽しめました。
②2人の海賊
今作のテーマは「女の友情」です。実在する伝説の女海賊「アン・ボニー」「メアリ・リード」が取り上げられ、蘭と園子の友情と上手くリンクさせています。
特に後半の背中合わせで敵と対面する二人は正にアンとメアリーそのもので、感動しました。
「蘭、後ろ任せたよ」
「園子も気をつけて」
コナンもサッカーボールで応戦します。
③光り輝く海賊船
蘭ねーちゃんとのガスボンベ絡みもあり無事外に出ることが出来たコナン達ですが、目の前に広がったのは日に当たり光り輝く海賊船でした。
「そして後に残されたあの船は大海原に解き放たれる日を海底の棺のような洞窟で待ち続け、300年後の今日、最初で最期の航海に出て、君たちを海面まで送り届け、二人の主人を追うように姿を消した。」
おじさんの語り部が心に響きます。
派手なアクションや犯人のキャラがやや弱いながら「謎解き」に特化した今作、いかがでしょうか。
では