※ネタばれ有
今回はアニメ「とある魔術の禁書目録 」について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、2回に分けていきます。
①空から降ってくるシスター(#1~#6)
不幸な無能力者、上条当麻と禁書目録 (インデックス)との出会いと彼女を巡る戦いを描いた編です。今作の主軸となる話で
・上条当麻の能力と性格
・インデックスの能力
・必要悪の教会(ネセサリウス)の存在と意義
など主に魔術側の大まかな世界観が解るようになります。特にネセサリウスのステイル=マグヌス、神裂火織は後々でも重要なキャラになります。しかしこの二人とインデックスの関係性は本当に切なく、
「安心して眠ると良い、たとえ君は全てを忘れてしまうとしても、僕は何一つ忘れずに君のために生きて死ぬ」ステイルの言葉が刺さります。
②吸血殺し(ディープブラッド)(#7~#9)
今回は後々ピックアップされる「原石」の話です。この話で作中屈指の不遇ヒロイン「姫神秋沙」が初登場します。
有名進学塾「三沢塾」の思惑と支部の暴走、そして魔術の介入が描かれており
・学園都市は外にとって脅威であり、同時に魅力的であること
・制御出来ない「力」を持つと組織は暴走する
・科学と魔術は非常にデリケートな利権関係で成り立っている
ことがわかります。漫画で割愛されるなど不遇な扱いをされているエピソードですが非常に興味深い話となっています。
③絶対能力進化(レベル6シフト)計画(#10~#14)
ダークヒーロー「一方通行(アクセラレータ)」、超電磁砲(レールガン)「御坂美琴」がメインとなり、その非人道的な「実験」を止める為、上条当麻が立ち上げる話です。最強vs最弱が実現しました。
・学園都市の闇の部分(非人道的な実験)
・超能力(レベル5)の存在と定義
・絶対能力進化への執着
が表現されています。この事件は特に一方通行と御坂美琴にとって重くのしかかり、いかに非人道的で狂気じみているかがわかります。またこのエピソードは「とある科学の超電磁砲」でも掘り下げられています。
では