両チームのスタメン
ユベントス
GK:シュチェスニー
DF:クアドラード、デ・リフト、ボヌッチ、アレックス・サンドロ
MF:ラムジー、ベンタンクール、マテュイディ
FW:ドグラス・コスタ、イグアイン、クリスティアーノ・ロナウド
インテル
GK:ハンダノビッチ
DF:シュクリニアル、デ・フライ、バストーニ
MF:カントレーバ、ベシーノ、ブロゾビッチ、バレッラ、ヤング
FW:ルカク、ラウタロ・マルティネス
ラムジー(後10)ディバラ(後22)
①慎重すぎる前半
前半は両チームとの「慎重すぎる」プレイに終始しました。カウンターのリスクを考えてのことだと思います。
ユベントスは4-3-3のハイプレスと4-4-2のブロック守備を併用した守備を採用し3バックの脇をカウンターで狙っていましたが、インテルのWBが思った程上がって来なかったこともあり停滞、イグアインが孤立する形となってしまいました。
一方インテルは守備の意識が高いのかWBを押し上げられなく幅が取れない+2トップがサイドに流れないことでサイド攻撃が全く機能しませんでした。慎重になりすぎている部分を強く感じた場面でした。
②報われたチャレンジ
この膠着状態を打開したのはマテュイディでした。タイミングばっちりのニアゾーンランでラムジーのゴールを演出。飛び出しも見事だったと思います。前半もロナウドを的確にサポート、スペースを突く動きを繰り返していた為報われました。本当にこういう選手はいてくれたら助かります。
そして途中出場のディバラの理不尽な個人技で追加点。今シーズンの調子の良さが伝わる結果になりました。
③状況を打開する術
そしてそのままゲームを締めて勝利。ユベントスがスクデット争いに踏みとどまる結果となりました。一方インテルは後半攻撃の幅は修正出来たと思われますが奥行が終始とれていなかったと思います。裏に対する動き自体が少ないのは気になります。研究・対策が進んでいる兆候であると考えられます。コンテ監督はエリクセンの起用法も含めてこの状況を打開する術が必要になってくるでしょう。
では