※ネタバレありです。
「ガンダムW Endless Waltz/特別篇」の感想です。
ガンダムW完結編と言える作品で、ガンダム史上屈指の人気を誇るあのガンダムが登場する作品でもあります。
・ウイングガンダムゼロEW(ゼロカスタム)
初見時は「なんやこのガンダム??」と思った方も多かったですが、Gガンダム世代の私にとっては「めっちゃかっこいい!!」と感動しました。起動時に羽が舞う演出も素晴らしかったと思います。
また他4機もそれぞれの特徴を最大限表した姿で思春期の私の心を鷲掴みにしました。
メインとなるガンダムに有機質なデザインが加えられたのもこれが初めてかと思います。
・戦争後の世界
戦争後間もない世界を舞台とした作品です。武力放棄に向けた動きの難しさ、市民の不安、戦いに取りつかれた人々の行動を表現しています。特に五飛とヒイロの掛け合いは「戦いでしか生きられない」兵士の苦悩をリアルに描いていると思います。
・残された人々の行動
戦争で生き残った人々の思いが表現されています。再び戦争を起こしたマリーメイア軍に対して、二度と戦争を起こさないため、自分達には何が出来るのか?と人々が苦悩し立ち上がる描写もありました。このように戦争に「巻き込まれた」人達がどのように行動するかを表現していくのも「ガンダム」ならではと思います。
総評
MSや音素晴らしさは言うまでもなく、恒久的な平和への過程を描いたガンダムWという物語を上手く完結させた作品だと思います。ジージェネクロスレイズでも上手く表現してもらいたいです。
では