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カーティス・ジョーンズ~攻撃陣とのリンクマンとして機能~【特集】

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今回はリヴァプール所属のカーティス・ジョーンズ選手について書いていきたいと思います。

Liverpool FC

経歴

カーティス・ジョーンズ選手は2010年にリヴァプールのユースに入団。主にウイングや攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーし高い評価を受け、2018年にはトップチームのベンチメンバーに名を連ねる事に。2019年FAカップ3回戦のウルヴス戦でスタメンとして起用され、トップチームデビューを果たします。

そして翌シーズンもカップ戦中心の起用となるものの、12月のボーンマス戦でプレミアリーグデビュー。33節のアストンビラ戦ではプレミアリーグ初得点を記録する等、印象的な働きを行います。

その後もインサイドハーフ、ウイングを中心に起用され出場機会は多く与えられるも、中々スター揃いのチーム内競争で突き抜ける事が出来ずにシーズンを過ごしていくと、幾度となく移籍の噂が出る事になります。

それでも残留し結果を残し続けると、今シーズンも序盤は途中出場が多かったものの、ダブルボランチの一角に起用されると好パフォーマンスを見せ、以降はレギュラーとして起用される事に。苦しんでいるチームを中盤の底から支える存在になっています。

イングランド代表では2024年11月のネーションズリーグギリシャ戦でデビュー。ライバルは非常に多く現状ではスタメン争いをするにはやや厳しいもののW杯に向けてアピールしていきたい所です。

 

①高いボールキープ力と独特のリズムのドリブル

カーティス・ジョーンズ選手の特長は「高いボールキープ力と独特のリズムのドリブル」です。

非常に柔らかいボールタッチをしており、それを活かし密集地帯でもボールを保持することが可能。またポジショニングにも優れ相手を見てボールの置き所を決める事が出来るので、引きつけ躱すプレーを行う事が出来ます。

また時折行われる「運ぶ」ドリブルは独特のリズムを持っており、相手はアタックのタイミングを取れないまま気付けば危険なエリアに侵入される事に。共有力も高く味方と連携してボックス内に侵入する事も多いです。

守備でもフィジカル面で圧倒している部分は少ないものの献身的に行い、チームのプレス戦術においては重要な存在に。ここ2年ほどのボランチ起用により、攻守共に貢献出来る選手になりつつあります。

 

②それ程高くない局面打開力

反面スピード、パワー共にプレミアリーグにおいては平均的であり、ウイングやアタッカーとしては特筆すべき武器は少なく局面打開力はそれ程高くないと言えます。

また以前はそのキープ力を過信してかボールを持ち過ぎる傾向があり、攻撃のリズムや絶好のタイミングを逃す事が見受けられましたが、近年はボールを長く保持するのがリスクとなるボランチ起用もあり球離れが非常に良くなっています。

 

③攻撃陣とのリンクマンとして機能

現状リヴァプールでは技術は高いもののやや不器用なフラーフェンベルフのサポートを行いつつライン間に顔を出し攻撃陣とのリンクマンとして機能。やや不調のマック・アリスターの代わりにレギュラーとしてプレーしています。

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それでもここまでスタメンで起用され続けるのはほぼ初であり、今後は継続性が重要に。マック・アリスターの復調も十分考えられる中どこまで印象的なパフォーマンスを見せられるか、注目です。

kichitan.hatenablog.com

 

アタッカーからプレーメーカーにプレースタイルを変え見事にモノにしているカーティス・ジョーンズ選手。今後の活躍にも注目です。

 

では

 

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