※ネタバレ有り
今回はアニメ「転生したらスライムだった件」のキャラ「七曜の老師」について書いていきます。

①西方聖教会の最高顧問
西方聖教会の最高顧問であり、神聖法皇国ルベリオスの大幹部。日曜師を長として月曜師から土曜師までの7名の仙人で構成され、神ルミナスの下人類の守護者や偉大なる英雄と呼ばれ、数百年に渡って尊敬を集めています。
主な役割としては組織の監視や部下の育成。特に英雄や勇者を選別する試練はその伝説を未来へと繋げている等、非常に重要な役割を果たしています。ただあくまでその活動は秘密裏に行われており、その居場所はごく一部のものしか知りません。
因みにヒナタは彼らに師事し、「簒奪者(コエルモノ)」でその技術を複製出来ることに。彼女の強さの大元を作り上げた人物達とも言えます。kichitan.hatenablog.com
②陰謀の末に
このようにかなりの実績を作ってきた人物達ですが、ルミナスがヒナタを寵愛していることから自身達の権威が薄れることを恐れ、ヒナタの暗殺を画策。
ファルムス国がテンペストに敗北した事を利用してリムルがレイヒムに託した伝言を改竄してヒナタらを騙し、ディアブロにレイヒム殺害の罪を着せファルムス国へ法皇直属近衛師団を派遣。さらに一人で向かう意向であったヒナタの意向を無視して魔国連邦へ聖騎士団を派遣して、テンペストの破滅も同時に試みます。
「ヒナタが倒されても良し、リムルを消せるならそれも良し」
しかしその目論見はディアブロが陰謀を暴いたことから見事に崩れると、水、木、土の七曜が彼に立ちはだかるも一蹴され、月、火、金の七曜はヒナタの謀殺を図るも失敗し、ルミナスにより粛清される事に。ルべリオスに残った「日」もニコラウスにより始末され計画は失敗(精神体だったので生き残ることには成功)し、陰謀の末に壊滅する事となりました。
③多様な戦術と魔法
前述したようにディアブロ、ルミナスに一蹴され単なる噛ませ犬ポジションになってしまった七曜の老師ですが、その実力は本物で多様な戦術と魔法を擁しています。
作中では描写は少なかったものの、
・日曜師 (グラン) - 神聖魔法や近接戦闘と得意とする万能型
・月曜師 (ディナ) - 幻術や精神支配を使いこなすサポーター
・火曜師 (アーズ) - 炎の魔法と剣術を得意とする戦士
・水曜師 (メリス) - 毒や水の魔法を使用する剣士
・木曜師 (サルン) - 雷術と風魔法を組み合わせる双剣の戦士
・金曜師 (ヴィナ) - 符術や封印魔法を扱い、武具の製作にも精通したサポーター
・土曜師 (ザウス) - 土魔法と召喚術で近接戦闘を行う重戦士
とそれぞれ強みを持っており、連携を許すとかなりの強敵に。正直喧嘩を売った相手を間違えてしまったと言わざるを得ません。
権力と盲目的な忠誠に囚われ壊滅する事になった七曜の老師。物語の黒幕的な存在としては余りにも呆気ない最期となりました。
では
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