今回は阪神タイガースvs広島戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 5-8 広島 ●村上 5勝8敗
阪神 1-5 広島 ●大竹 7勝6敗
阪神 4-0 広島 ○髙橋 1勝
53勝 47敗 5分 331得点 295失点 3位
①先発が粘り切れず初戦を落とす
先発は村上投手。2回2アウト1,2塁のピンチを背負うと、打ち取った打球を佐藤輝選手が悪送球してしまい先制を許します。
さらに3回にも1アウト2,3塁のピンチを背負うと、末包、坂倉選手にタイムリーを打たれ2点を追加され、4回にも秋山選手にタイムリーを打たれ4点のビハインドを背負います。
打線は広島先発森投手を崩せずにいますが、5回に中野選手のタイムリーツーベースで1点を返すも、7回に2番手伊藤将投手、8回には漆原投手が失点を喫し5点差に。
8回に森下選手のタイムリーと大山選手のセカンドゴロの間に2点を返すもそのまま試合終了。先発が粘り切れず初戦を落とす事になりました。
②攻守共に完敗を喫し、カード2連敗
先発は大竹投手ですが、2回に1アウト2,3塁のピンチを背負うと、堂林選手にタイムリーツーベースを浴び2点を先制されます。
それでも打線は2アウト2,3塁のチャンスを作ると、大竹投手のジエンゴとなるタイムリーで1点を返します。しかしその後満塁のチャンスを生かせずにいると、広島先発森下投手を乗らせてしまう事に。
そして7回曾澤、矢野選手にタイムリーを浴び3点差に。9回にも秋山選手にトドメのタイムリーを打たれそのまま試合終了。
攻守共に完敗を喫し、カード2連敗となりました。
③1025日ぶりとなる勝利で、カード3連敗を阻止
先発は実に3年ぶりの登板となった髙橋投手。初回のアウトを全て三振で奪う最高とも言える立ち上がりを見せると、その裏に打線は1アウト3塁のチャンスを作ると森下選手のタイムリーで先制点を奪取。さらに大山選手のタイムリーツーベースで2点のリードを奪います。
早々に先制点を貰った髙橋投手は4回にエラーもあり2アウト満塁のピンチを背負うも三振で逃れると、5回無失点7奪三振と素晴らしい投球を見せ勝利投手の権利を得ます。
打線は4回に前川選手、8回に大山選手のホームランで2点を追加すると、勝ちパターン投手の完封リレーで勝利。
髙橋投手の1025日ぶりとなる勝利で、カード3連敗を阻止しました。
総評
首位決戦で1勝2敗の負け越し。優勝からはかなり遠ざかってしまい、さらに現時点での明確な力の差を見せつけられる等、痛いカードとなりました。
また佐藤輝選手の当たりが止まりこのカード僅か1安打と沈黙。さらに得点に直結する致命的なエラーと完全に勢いが止まることに。ただ森下選手は維持、大山、前川選手に当たりが出ているのは大きく、ある程度の得点力は維持出来そうです。
正直打線がこの時期全体的な不振に陥ると優勝の芽は完全に無くなると言えるので、何とか奮起して欲しい所です。
そして投手陣は3年ぶりに髙橋投手が復帰し勝利と、明るい材料が出てきています。現状大竹、伊藤将、及川投手がいる左腕の先発は安定感に欠けている為、中10日ペースとは言え支配的な投球が出来る投手の復帰は嬉しい限りです。
ただ勝ちパターン4人以外大きな実力差がある中継ぎ陣の問題は解消されておらず、中継ぎに回った伊藤将投手も大して変わっていない状況。これからはいかにリードされても粘れるかも重要なので現状投手の奮起に期待しています。
次は2位巨人戦。正直不安要素が多い中での勝ち越しは難しいものの、何とか粘りは見せて欲しいです。
では
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