きちのうすめ雑記

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【訃報】鳥山明さん~日本だけでなく世界にも「漫画文化」を浸透させる~【アニメ・漫画】

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今回は2024年3月1日に死去した鳥山明さんについて書いていきます。

①誰もが憧れた「かめはめ波

鳥山明さんといえば「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」という代表的な作品はあるものの、やはり自分の世代ではドラゴンボールの印象が非常に強いです。

正直リアルタイムではセル篇から入ったのでトランクスの強さとカッコよさにほれぼれしていましたが、後々単行本を買ってもらうと、強さを求める悟空にすっかり夢中になってしまい、家でよく「かめはめ波」の練習をしていました。

そして鮮烈だったのが超サイヤ人の存在。本人曰くアシスタントのベタ塗りの時間を節約する狙いだったようですが見事子供心に刺さり、「2」や「3」が登場したことにより学校では存在しなかった「4」「5」の存在も妄想されていました。(実際「4」は続編GTで登場しています。)

また2009年には再編集である「ドラゴンボール改」が放映され、2015年には鳥山さん本人が原案に関わる「ドラゴンボール超」が放映。2018年には映画「ドラゴンボール超 ブロリー」が大ヒットし、世代の橋渡しとしても愛される作品となりました。

 

②ゲーム史に残るデザイナーに

そしてゲームのキャラデザイナーとしても有名で、JRPG最高峰のシリーズである「ドラゴンクエスト」、そして爆発的なヒットとなった「クロノ・トリガー」のキャラデザインを行いゲーム文化の普及にも大きく貢献していました。

特にドラゴンクエストの代表的なモンスター「スライム」は当初は目も口もないドロっとしたデザインであったものの、鳥山さんの手で今の雨粒のような姿をした目と口が何とも言えない表情(虚無顔)のモンスターに書き直されたというエピソードもあり、当時のモンスターと言えばFFでもあったようにリアル路線であったので、その独特のコミカルさとキャッチ―さは多くの人気を博することとなりました。

個人的にはクロノ・トリガーのメニュー画面のクロノの立ち絵は大好きです。

 

③世界中に愛される作品を生み出す

また「ドラゴンボール」は日本だけでなく海外でも広く愛され、北米や欧州は勿論の事、他アジア地域や南米においてもその人気は絶大です。

その影響は私が好きなサッカー界にも浸透しており、オーバメヤン選手はバルセロナ時代にゴール時に悟空の技「瞬間移動」のパフォーマンスを行い、ドラゴンボール仕様のスパイクも作成。ブラジルのスーパースター、ネイマール選手も背中に悟空の大きなタトゥーを彫る等愛好家であり、他にも度々「かめはめ波」や「フュージョン」のポーズが取り上げられる等多くの選手に愛されています。

またパリSGのサポーターたちは18年、19年にコレオグラフィー(スタジアムのサポーターが紙などを持って作る人文字や絵)で悟空やシェンロンで表現しています。

そしてフランスのマクロン大統領もX(旧ツイッター)で追悼する等多くの海外メディアがこの訃報を伝えており、彼が世界中で愛されていることが判ります。

 

日本だけでなく世界にも「漫画文化」を浸透させた鳥山明さん。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

では