今回は阪神タイガースの日本シリーズ展望について書いていきたいと思います。
①遂に叶った関西ダービー
2023年の日本シリーズは阪神タイガースとオリックスバファローズとの戦いに。遂に関西ダービーが叶った形に。
これまでも関西ダービーの可能性は常にあったわけですが、1990年~2000年代前半は阪神タイガースが暗黒期に、そして2000年代から2020年までオリックスが暗黒期に突入。見事に不振の年が分散した為、可能性が見いだせたのは共にクライマックスシリーズに進出した2008年、2014年のみとそもそも回数自体が少ない状態でした。
しかし2021年にオリックスが優勝を果たすと、その後3連覇。阪神もAクラス常連となっており年々可能性が高まる事に。それでも阪神が敗北した為に実現は無かったものの、今シーズンは共にリーグ優勝を達成。クライマックスシリーズも無事に勝ち抜け、何と関西球団同士の日本シリーズは59年ぶり(阪神vs南海)となりました。
これまでも関西地方の球団は常にセパ両リーグに在籍していただけにいかに苦しい時期を過ごしていたことが分かり、関西地方に住んでいるものとしてはその喜びはひとしおです。
②固定と変動
今回対決する阪神、オリックスは失点はどちらもリーグ最少で投手力を前面に出した戦いを得意としており、共に似たような編成や戦い方を行っています。
また得点においても長打力の高い選手は限られていて(オリックスは本塁打はリーグとトップなもののそもそもパリーグ全体が投稿打低でした。)得点は主に打線の繋がりによるものです。
しかし大きく違うのはその打線の編成。阪神はスタメンをほぼ固定するのに対してオリックスは打順を大きく変動させる戦い方を行います。本来打線は余り弄り過ぎないのがセオリーですが、中嶋監督は就任してから一貫して調子の良し悪しを含めて打線を変更。しかもその抜擢が見事に機能する等結果にも表れており、監督の選手を見る目が素晴らしい事が分かります。
その中で楽しみなのはお互いのリーグのルールで行われる采配。DHありでの岡田監督の打線、DH無しでの中嶋監督の采配。どちらも選手を良く見ていて、上手く起用させられる監督なのでその動きは注目です。
③リーグを代表する投手陣同士のぶつかり合い
そして何より注目なのはリーグを代表する投手陣同士のぶつかり合い。
阪神は村上、大竹、伊藤将投手の10勝トリオに西、才木投手とセリーグ最強とも言える先発陣。対するオリックスは現NPB最高投手である山本投手を始め宮城、山崎投手、田嶋投手、そして「負けない」東投手とコチラもパリーグ最強とも言える先発陣。
さらに中継ぎもいずれも強力で、岩崎投手と平野投手と絶対的な守護神も健在しており、いずれも試合も僅差となりそうです。
そんな中で注目なのはクライマックスシリーズの戦いで、阪神は3試合で10得点と打線が苦しむもオリックスは4試合で18得点と機能。杉本選手の負傷は痛いものの、前述したように打線の変更で機能性を高められるチームなので、阪神からすれば打線が復調しないと相当な苦戦を強いられてしまうでしょう。
いずれにしても現日本一のチームを相手にするということで挑戦者の立場となる阪神。
幸いどちらもホームとしている球場(しかも京セラドームは相性が良いです。)なので、ファンの歓声をバックに良い試合を行って勝ってもらうのを心から願っています。
では
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