きちのうすめ雑記

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2022~2023シーズン総括 セビージャ~新監督の下取り戻した安定感~【サッカー】

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今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。


4回目は「セビージャ」です。

Getty Images

リーグ 勝ち点49 13勝 10分 15敗 47得点 54失点 12位

コパデルレイ ベスト8

チャンピオンズリーグ グループリーグ敗退

ヨーロッパリーグ 優勝

 

基本布陣

 

過去記事はコチラ↓↓

kichitan.hatenablog.com

 

①新監督の下取り戻した安定感

シーズン前の強化に失敗し降格圏に位置する等不振に陥っていたセビージャですが、メンディリバル監督が就任した直後に4勝1分を記録し降格圏から抜け出すと、その後は焦点をヨーロッパリーグに合わせていたこともあり順位を落とすも最終的には12位と中位に位置し余裕の残留を決めました。

浮上のきっかけになったのはその「シンプル」さ。サンパオリ前監督はよくシステムや起用法を弄ることで有名で嵌れば素晴らしい戦いを展開出来ますが、反面選手達が逆に混乱し機能性を失うことも多く、途中就任ではその練度も高める事が出来ず迷采配を連発していました。

そこでメンディリバル監督が起こしたのはチームの強みである「カウンターからのシンプルなサイドアタック」。ネックになっていたセンターバックもバデがチームにフィットしたことで安定感を取り戻し、中盤ではレンタルで加入したゲイエがフィット。攻撃陣でもアヤックスからレンタルバックで戻ってきたオカンポスも本来のプレーを取り戻し決定的な働きも見せました。

 

ヨーロッパリーグマイスター

また残留をほぼほぼ決めてから専念したヨーロッパリーグでは大一番であったマンチェスターユナイテッド戦では2ndレグでエン・ネシリの2ゴールもあり見事突破すると、準決勝のユベントス戦では延長までもつれるもラメラが決勝点となるゴールを挙げ決勝まで進むことになります。

そして決勝のローマ戦では先制されるも徐々に押し込み自慢のサイドアタックで同点に追いつくと、PK戦の末見事勝利。PK戦ではオカンポスがノールックシュートで決める等終始余裕のあるプレーを見せる等ヨーロッパリーグマイスター」の名にふさわしい素晴らしい戦いぶりで7度目の優勝を決めました。

kichitan.hatenablog.com

 

絶望的な前半の戦いぶりからは考えられない浮上ぶり。縦に早いスタイルでチームを上昇気流に乗せたメンディリバル監督の手腕が光る形となりました。

 

③今シーズンの反省点を踏まえて

しかし終わりよければ全て良しのシーズンであったのは確かで、クラブはシーズンオフを今シーズンの反省点を踏まえて行動していく必要があります。

幸い昨シーズンのような引き抜きの噂はそれ程多くなく指揮官も契約延長が決定。地に足を付けた強化を今シーズンは出来そうです。

ただ慢性的な財政難は変わらず、同クラブに黄金時代をもたらした名SDモンチ氏の退団も囁かれている状況であり、来シーズンに不安は残しています。

 

3強を脅かせたかつての姿を取り戻せるか、これまで以上に重要なシーズンオフとなりそうです。

 

では

 

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