今回はカタールW杯優勝候補チームについて、
①中軸選手のコンディション
②強固な守備組織と局面を打開できるアタッカーの有無
③チームとして団結出来るか
の3点に絞って書いていきます。
6回目は「ドイツ代表」です。
予想フォーメーション
①クラブでの調子を見極めたメンバーに
フリック監督はカタールW杯において、クラブでの調子を見極めたメンバーを中心に選出しました。
好調フライブルクからギンター、ギュンター、フランクフルトからゲッチェ、ブレーメンからフュルクルクを招集。さらに当初は危惧されたものの調子を取り戻したバイエルン勢も順当に選出されました。そして将来性と爆発力を見込んでコチャプ(サウサンプトン)やムココ(ドルトムント)を招集。
反面長らく代表を支えていたフンメルス(ドルトムント)、ゴセンス(インテル)は落選。ロイス(ドルトムント)、ヴィルツ(レバークーゼン)ヴェルナー(ライプツィヒ)も怪我で落選と驚きもあったものの、現時点の状態や最近の調子を見ると妥当とも言えます。
正直ワールドクラスが揃っていた数年前のメンバーと比べると見劣りこそはするものの実力派が揃っており、バランスの良いチームに仕上がっています。
②正GKを外す決断がカギ
そんな中の守備陣ですが、GKはノイアー(バイエルン)、テア・シュテーゲン(バルセロナ)、トラップ(フランクフルト)と世界屈指のメンバーを選出。ただ正GKのノイアーは直前まで肩の負傷で欠場しており、本選に万全の状態で迎えられるかが微妙な所。
前大会も問題になったように彼が万全ではない場合、クラブで最高のシーズンを過ごしているテア・シュテーゲンを使う決断をフリック監督が出せるかがカギとなってくるでしょう。
また守備陣もリュディガー(レアルマドリード)、シュロッターベック(ドルトムント)が先発予想で補完性も高いコンビですが、ビルドアップのパスの付け所を間違う場面もあり、パスミスからのショートカウンターが怖い所があります。
現状フリック監督のビルドアップのデザイン力で補っているものの、優勝を狙うにおいてはより安定感を高める必要があるかと思われます。
一方攻撃陣は大舞台に強く過去得点王に輝いたミュラー、そして年々長足の進歩を遂げているムシアラが崩し、そしてフィニッシュの切り札に。特にムシアラは今シーズンの活躍から2018年のエンバぺ並みのインパクトを与えてもおかしくないプレーを見せています。
③前大会の屈辱を果たす為に
かつて「ゲルマン魂」と評されるようにドイツ代表はそのチームワーク、そして大舞台での勝負強さを幾度となくW杯で示してきました。
しかし2018年W杯はチームの規律が緩み慢心もあったのかグループリーグ敗退。今大会は前大会の屈辱を果たす為に並々ならぬ意気込みで臨むことが予想され、チームの雰囲気は良いかと思われます。
そして何より僅か半年間で当時最強バイエルンを作り上げたフリック監督のマネジメント力も期待出来、初戦の日本戦に勝利出来ればその勢いのまま突き進む可能性は十分にあるでしょう。
名将を招聘しリベンジの舞台に臨むドイツ代表。非常に楽しみなチームです。
では
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