今回は「スーパーロボット大戦30」の「機動戦士ガンダムNT」について書いていきます。
①不死鳥狩り
本作は機動戦士ガンダムUCの1年後を描いた劇場作品で、奇蹟の子供たちと呼ばれた3人の少年少女の内の二人(主人公のヨナ・バシュタ、ルオ商会の特別顧問ミシェル・ルオ、)が過去に行方不明となっていたユニコーンガンダム3号機フェネクスの捕獲任務である「不死鳥狩り」に参加する事で物語が始まります。
そこで消息不明となったもう一人の子供リタ・ベルナル、そして「シャアの再来の失敗作」ゾルタン・アッカネンが在籍するジオン共和国も大きく絡んだ戦いが巻き起こり、ヨナはフェネクスとの接触を機会に次第にニュータイプ能力に目覚めていきます。
ゲーム内ではヨナとロザミアが同じオーガスタ研究所出身であることから、カミーユとの絡みが自然と多くなっており、またウッソに対しては最初は距離はあったものの、次第に彼の兄貴分のようなポジションに収まっていきます。
②機体性能はトップクラスも
ゲーム内で使用できる機体(パイロット)は
・ナラティブガンダム(A~C装備)(ヨナ)
・フェネクス(ヨナ)
・シルヴァ・バレト・サプレッサー(バナージ)
となっていますが、シルヴァ・バレトは余りにも参入が遅く使いにくく、(パイロットのバナージは非常に優秀です。)主に上2体を主に運用することになります。
ナラティブガンダムはB装備のインコムが移動後攻撃可能で使い勝手がいいですが、強制出撃が多いうえにやや使いにくいA装備で出撃してしまうのがマイナス点です。
またC装備もありますが、ヨナは短期間しか乗らないのでバナージ専用機と思ってもらっていいです。(ただ性能はかなり強力で使い易いです。)
そしてフェネクスは何度かNPCで登場後、終盤で加入。機体性能は高く、さらに「NT-Dシステム」「サイコフィールド」を持ち合わせるのでガンダム系では最強クラスですが、パイロットであるヨナの能力、さらにエースボーナスもイマイチなため多少の強化が必要になってきます。最低でもEセーブ、ヒット&アウェイ、欲を言えば闘争心を習得しないとどこか物足りない1,5軍のユニットに化する可能性があります。
「君が鳥になるなら、俺は……俺も鳥になる!」
③イベントでも優遇
そして敵ユニットでは
・ギラ・ズール(エリク・一般兵)
が主に登場しますが、やはり際立つのはゾルタン。
強化人間ならではとも言える不安定さ、そして凶暴で好戦的な性格をしており、さらにその能力も高く、比較的序盤で登場するにも関わらず「強化人間」「見切り」「底力」「2回行動」を擁しており、ナラティブガンダムのヨナでは太刀打ちが出来ません。
さらに後半にはIIネオ・ジオングに乗り込み、高い能力と底力、そしてサイコシャード発生によるヘリウム3のタンクの臨界爆発でプレイヤーを苦しめます。
また例にもよってMAP兵器持ち、さらにイベントでも優遇され気力が上がりやすい為、作中でもトップクラスの厄介さを誇ります。
「死ねば溶けあえるんだろ?」
「人間のエゴと業がこのマシーンと俺たちを生んだ…自らを裁くために…」
「楽になろうぜ…」
ただ登場ユニットが少なく他作品との兼ね合いが必須な為、今後の登場はまちまちになりそうです。
では
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