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二コラ・アネルカ~動き出しに優れた万能ストライカー~【特集】

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ネタバレ有り

今回は「アネルカ: 天才プレーヤーの素顔」の主人公でもある、アーセナルチェルシーで活躍した二コラ・アネルカさんについて書いていきたいと思います。

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Getty Images

経歴

アネルカ選手はフランス一の育成施設「クレールフォンテーヌ国立研究所」出身で、当時はアンリ、トレゼゲよりも評価が高かったとも言われる「天才ストライカー」です。

その才能が開眼したのはパリからイングランドアーセナルに移籍してからで、当時のヴェンゲル監督の元辛抱強く起用されプレミアリーグ優勝に多大な貢献をするまでの活躍を見せます。しかしその後にステップアップを狙って移籍したレアルマドリードでは不発。パリ、リヴァプール、シティ(当時は中小クラブでした)、フェネルバフチェボルトン等様々なクラブでプレー。いつしか「さすらいのストライカー」とも呼ばれることに。

しかし8クラブ目となったチェルシーでは最長の4シーズンプレーしプレミアリーグ優勝 (2009-2010)に貢献し復活を印象付けます。

その後は上海申花(中国)、ユベントス(イタリア)、WBAイングランド)、ムンバイ・シティ(インド)でプレーし2015年に事実上の引退。現在はフランス4部リーグに所属するイェールのスポーツディレクターに就任しています。

 

①動き出しに優れた万能ストライカ

アネルカ選手は「動き出しに優れた万能ストライカー」と言える選手でした。動き出しに優れ、的確なポジショニングとタイミングで一気に相手を置き去りにしてゴールを奪っていきます。またGKとの1対1も非常に強く憎たらしい程冷静にゴールに流し込んでいくのでラインを破られた時点で失点と言ってもいい選手でした。

またボール技術もありポストプレーも巧みなので基準点になることも出来ました。しかしポストプレーヤーにありがちだった前線で張るプレーではなく、サイドに流れたり中盤に下がってボールを引き出す動きが得意でした。その為独力で局面を打開するよりもコンビネーションで崩す方が相性が良く、優秀なパサーやパートナーが不可欠なプレースタイルでもあります。

 

②気難しいパーソナリティ

前述したように優秀な選手でもありましたが彼のキャリアを阻んだのは「気難しいパーソナリティ」にあったと思われます。あまり口数が多くなく不満を溜め込み、爆発すると止まらない性格であった為、多くの監督や首脳陣と対立してしまいます。前述した「さすらいのストライカー」と呼ばれたのもこれが原因です。

また代表でも数々のエピソードを引き起こしており、その中でも特に有名なのは「2010年W杯代表追放事件」です。

2010年南アフリカW杯のグループリーグメキシコ戦のハーフタイムで当時のドメネク監督に暴言を吐きその後代表から追放されました。それがきっかけで当初から緊張状態だった選手と首脳陣の対立がより悪化し、前代未聞の練習ボイコットを行うきっかけとなってしまいました。

 

③人柄が垣間見えるドキュメンタリー

今回観た「アネルカ: 天才プレーヤーの素顔」ではそんなアネルカ選手の人柄が垣間見れるドキュメンタリーとなっています。前述した

レアルマドリード移籍

・フランス代表での出来事

等について本人や関係者の方から話を聞き出しており、「二コラ・アネルカ」という選手をより知ることが出来ます。興味のあるかたはどうぞ(Netflix (ネットフリックス)で見れます。)

 

優秀な能力を持ちながら数々の騒動を巻き起こした「天才ストライカー」アネルカ選手。今後の活躍も楽しみにしています。

 

では

 

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