きちのうすめ雑記

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ペルソナ4ゴールデン-足立透-~禍々しき本性~【ペルソナシリーズ】

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※ネタバレ有り

 

今回はペルソナ4ゴールデンのキャラ「足立透」について書いていきます。

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出典:amazon.co.jp

①ダメ刑事

八十稲羽署に転属された新米刑事で、堂島遼太郎の部下です。事件の捜査中うっかり極秘情報を漏らしてしまったり、仕事をサボってジュネスで涼んでいたりするなど所謂「ダメ刑事」で、また服装にも無頓着。常に寝ぐせやネクタイが曲がっています。

作中でも無気力で面倒臭がる場面が目立ち、主人公達に咎められるシーンも、上司である堂島にも怒鳴られることが多いです。

しかししつこく鬱陶しくても気にかけてくれている堂島やその娘であり懐いてくれた菜々子にとっては思うことがあり、彼らが危機に陥った際は必死な姿を見せます。アニメではその描写がよりはっきり表現されており、孤独だった彼にとっては「家族同然」の存在だったのかも知れません。

後のシリーズでは「キャベツ刑事」と表されていますが、当初ピンときませんでした。7月で買い過ぎたエピソードが由来となっていますが、そこの印象は余りなかったのが正直な所です。しかしアニメではキャベツに固執する場面もあり見事にその名前にふさわしい表現を見せてくれました。ざく切りにして味噌とマヨネーズで食べるのがおススメとのこと。

 

②禍々しき本性

しかしややひねくれているが気弱でなんだかんだ「正義を持っている」とされた性格は偽りの物で、その本性は禍々しい物でした。

実はこの一連の事件の真犯人で、性格は自己中心的かつ傲慢で他人を常に見下しています。警察に入ったのも「銃を合法的に持ちたかった」為であり正義も何も持っていません。しかも職権を利用して第一の事件の被害者「山野真由美」に近づくなど、警察の風上にも置けない行動を起こしています。さらに第二の被害者である「小西早紀」に対しては大した理由もなく「マヨナカテレビ」に放り込み、死に至りしめています。

最終決戦でも、その本性をむき出しにして主人公達に立ち塞がります。

 

③世界に対しての絶望感

しかし何故彼がそこまでの力を得ることが出来たのかと言うと、「誰にも認められない世界に対しての絶望感」をアメノサギリ(黒幕)に利用されたものだったのです。能力的には素晴らしい物を持っていながらも協調性に欠け、半ば左遷させられる形で稲羽署に異動、その時にアメノサギリから「虚無」の力を与えられます。

「・・・ったく、何が女子高生だ。世の中クソだな。」

コミュ属性は「道化師」→「欲望」である時期を境に変化する珍しいコミュです。

所持ペルソナは

マガツイザナギ・・・日本神話において国土創生を為したと伝えられる神世七代の一柱、「イザナギ」の負の側面を表しているもの

で対となる「イザナギ」を所持している主人公達と対峙します。

しかし主人公達に自分の身勝手さを指摘され、冷静さを失い敗北。その後アメノサギリに人格を乗っ取られるものの救出されます。

「でも・・・君みたいに生きていたら少しは違ってたかもな・・・。」

その後は逮捕され拘置所にて「堂島のしごきよりも拘置所暮らしが楽」といって堂島を呆れさせています。

 

では