今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 1-4 ヤクルト ●岩貞 6勝3敗
阪神 8-7 ヤクルト ○ガンケル 2勝4敗
58勝 52敗 7分 491得点 456失点 2位
①チャンスで凡退すると、、、
阪神先発は青柳投手。序盤は投手戦となりますが4回、青柳投手が満塁のピンチを抑えるとその裏、満塁のチャンスを作り陽川選手のゴロアウトの間に1点を先制します。
打線は再び6回満塁のチャンスを作りますが、梅野選手が凡退してしまいます。そして7回、2番手の岩崎投手が廣岡選手に同点ホームランを浴びると10回、岩貞投手が西浦選手に3ランを浴び終戦。
チャンスを逃すと必ず次の回に相手にチャンスが来る、野球の一つの法則をしみじみと感じられた試合でした。
先発は復帰ですが今シーズン最終登板となる藤浪投手。来季に向けていい投球を見せて欲しいです。気になる立ち上がりですがランナーを出しながらもアウトを重ねます。3回には満塁のピンチを迎えますが見事三振に抑えます。するとその裏、近本選手のタイムリーで先制します。藤浪投手は四球を出しながらも6回無失点。来季に繋がる投球となりました。しかし続く岩崎投手が7回にタイムリーを浴び同点、その裏に好調陽川選手のホームランで勝つ越すものの8回エドワーズ投手が被弾。2試合前から継投がどうも上手くいきません。
しかしその嫌な流れを断ち切ったのは主砲の一発でした。9回裏大山選手が18試合ぶりの27号サヨナラホームラン。スアレス投手のセーブ王も決まり素晴らしい一日でした。
③6点差の逆転劇
先発はエース西投手。ですがまさかの大乱調。自身の悪送球&タイムリーを打たれ初回4失点、2回ホームスチールなど決められるなど2回途中7失点でノックアウト。予想外の立ち上がりを見せます。
しかし終戦ムードの中打線が奮起します。初回に1点を返すと3回にはサンズ選手のタイムリー、そして4回、相手のエラーも絡み原口、近本、大山、陽川選手のタイムリーで同点に追いつきます。そして5回、女房役の梅野選手が勝ち越しのホームラン。
その後は馬場、谷川、ガンケル、岩貞、エドワーズ、岩崎投手などリリーフ陣が踏ん張ったこともあり僅差で勝利。6点差の逆転劇を見事に演じてくれました。
総評
西投手の大乱調は誤算でしたが、今の今まで安定して投げてくれていたので不満は一切ありません。むしろ打線が奮起したのは大きいと思います。青柳、藤浪投手も来季に繋がる内容を見せてくれたのも心強いです。
ペナントレースも遂に3試合を残すのみとなりましたが、タイトルが懸かっている大山、近本選手を含め来シーズンの構想にも関わってくる選手もいる為、最後まで戦いきって欲しいです。あとは10日の藤川投手の引退試合、楽しみです。
では